3/23 夢扉 杭の話

3/23 夢扉　杭の話

津波に耐えられる防潮堤とみて、不可能だよとつぶやいたのだけど、　見ているうちに可能かもしれないと思いだした。
詳しくは夢の扉のＨＰをご覧いただきたいのだけど、この津波の実験をご覧あれ。

ひとつ約８００トンの堤防を２０Ｋｇで再現。波の強さなどはＨＰで.。
波は杭を乗り越えたけど、隣に設置した堤防のようにひっくり返って、波にさらわれるようなことにはならなかった。

北村社長はこのサイレントピラー（パイラー？）を作るのに、膨大な時間を費やしたけど、できてみると実にシンプル。
先に打ち込んだ杭を機会が掴んで、次の杭を打ち込むから、ブレがないのだ。

実に早いし、振動も騒音もない。
７ｍの杭を３分で打ち込める。

すでに３０か国に輸出しているのだ。この写真がまた紛失した。

ＨＰを見てみると国土防災技術本部というのもあって、ようやく高知県のために防波堤にこの技術を生かすことができるようになった。

今私が考えていることは、福島の原発の凍土癖で固めたいところを、この杭の技術で補強できないかということと、
山から湧き出る水を方向替えできる“地下の川”を作り、この杭を生かした壁を作ることだ。

凍土壁にしろ、地下水壁にしろ、杭だけでは完成しない。
でも脳みその柔軟な北村社長のことだ、きっと何かアイディアを提案してくれるだろう。