置かれた場所で咲く

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近未来の巨匠たち

2007-02-23 22:44:01 | 小学校つれづれ
子どもって本当に偉大です
毎日毎日確実に成長してるんです

特におもしろ・・・いや、勉強になるなーと思うのが「言語発達」
いわば日本語という言語を獲得する過程をリアルタイムでみられるわけです
特に一年生は・・・

この場をお借りして、プチ小噺風に紹介してみたいと思います


【だって言いたいんだもん】
休み時間になると「先生!!」と駆け寄ってきて、自分の非の無さを訴える。
これも、自己中心性から脱却できていない一年生の実態としては良くある事。

「先生、先生!!」
「どうしたの?」
「○○くんが蹴った!!」
「そっか、痛かったのね・・・○○くんは、どうして△△くん蹴ったのかなぁ?」
「んー・・・僕が叩いたから。」
「・・・・・・叩いちゃったのか。そういうときは何て言えばいいの?」
「(相手に向かって)ごめんね。」
・・・そして何事もなかったように去っていきます・・・。
このほかに、【ごめんねって言われたけど、先生に言いたいの】バージョンもあり。


【感情表現って難しいわよね】
朝、教室に入ると、ある子がわたしのところにやってきました。
彼はちょっと気持ちが悪かったようで、浮かない表情をしています
真剣な顔で一言。
「先生、ぼく今すごくぐったりしてるん・・・。」


【すげぇ!!!】
国語のテストにて
それは漢字の読みの問題で起こりました。
②まん
  (   )
非常に悩んだ形跡がありました。
何度も書き直した跡の上に書かれていたのは・・・

②まん
  (じゅう)

・・・がんばったね・・・


特に、テストとノートは発達過程の試行錯誤の宝庫
チェックしながら大いに楽しませていただいております