「サー、さっきの話なんだけど。」
唐突に話を始めたわたしの表情に、おっちゃんは軽く驚いたようだった。
「日本ですごく有名で出回ってるガイドブックに、こんなことがかいてあるの。
“日本語の手紙を持つリクシャーワーラーには要注意。本当かどうかわからない。”って・・・。
わたしはあなたのことを信頼しているし、今日も一日とっても楽しかった。
わたしが手紙を書くことは簡単だけど、それであなたの信頼が失われるのは嫌だ。ガイドブックにはこう書いてあるって、多くの日本人は文字を信じるの。
だから・・・手紙は書けません。ごめんなさい。」
頭の中で必死で組み立てた文章を、苦手な言葉でゆっくり伝えた。
彼は、黙ったままだった。
友達が、少し補足してくれた。
ようやく、おっちゃんは重い口を開いた。
唐突に話を始めたわたしの表情に、おっちゃんは軽く驚いたようだった。
「日本ですごく有名で出回ってるガイドブックに、こんなことがかいてあるの。
“日本語の手紙を持つリクシャーワーラーには要注意。本当かどうかわからない。”って・・・。
わたしはあなたのことを信頼しているし、今日も一日とっても楽しかった。
わたしが手紙を書くことは簡単だけど、それであなたの信頼が失われるのは嫌だ。ガイドブックにはこう書いてあるって、多くの日本人は文字を信じるの。
だから・・・手紙は書けません。ごめんなさい。」
頭の中で必死で組み立てた文章を、苦手な言葉でゆっくり伝えた。
彼は、黙ったままだった。
友達が、少し補足してくれた。
ようやく、おっちゃんは重い口を開いた。
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