植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

同盟国間戦争

2007年06月28日 12時24分53秒 | ゲームシステム
 日曜日にC.P.Uさんのところで行ったゲームで面白い現象が起きましたので、先にそのご報告です。プレイレポートは暫しお待ちください。

 図にあるように、A国とB国が同盟を結んでいます。通常は同盟国間で戦争は出来ず、カード2枚捨てで戦争を行うとその同盟は破棄されるのですが、破棄されない両国間の権益争いの戦争が起こる事が判明しました。

 B国が、C国の植民地に租借や割譲がある場合、その植民地をA国が攻めた場合は、B国は自国の租借や割譲といった権益を守るために、兵力カード1枚をC国に出す事が出来ます。
 C国が兵力を出せば、B国はそこに支援兵力として同盟国であるはずのA国と一戦を交えることになります。C国が兵力を出さなければ、まさにA国対C国の戦争が間接的に行われることになります。

 補足ですが、B国とC国が同盟を結んでいた場合でも、B国にとってはA国もC国も同盟国なので、同盟国支援の兵力はC国には出せず、やはり租借・割譲の防衛の為の兵力カード1枚だけ出せることになります。


 このような状況はA国がB国を仮想敵国(蹴り落とさないといけない国)としているもののB国との同盟関係が切れず、直接戦争に踏み込めない状況の為、代わりにC国にあるB国の租借/割譲地を攻めることで間接的にB国の国力を減らそうと言う時に起き得ます。

オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント
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