植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

大統領選挙とクトゥルフと<ゲームレビュー>

2010年06月19日 19時18分29秒 | ゲームシステム
 先週、セルフコンでゲームマーケットで買ったものを幾つか遊びましたので、その報告です。
 一番、良かったのは「大統領選挙」です。こちらは、カードを出し合って、お題に一番近い数値を出した人がボードを先に勧めるのですが、他の人と重なるとアウトになるので、これがかなり心理戦になります。
 お題が4なら、4を出すと他にも4を出す人がいるかもと、あえて5を出したら5が重なったり! また、A,J,Q,Kが特殊な効果が付いていて、こちらも良いアクセントになっています。写真の通り、珍しく自分が半周差を付けての大勝利だったのもあるかも知れませんが、絶賛です。
 
 しかし、このゲーム、ルール的に甘いところがあるのですよね。お題で、マイナスカードがあるのですが、これが上手く機能せず、状況によってはほぼ政治不信を引き起こす状態になってしまい、この場合だけ駆け引きが存在しなくなってしまいます。
 ですので、2回目遊んだ際は、ルールをその場で変更せざる得なくなりました。ここんところ作ったところに聞いてみようかと思います。

 あと遊んだのは、「STRAY THIEVES」これも同じく心理戦ですね。10分で終わるお手軽さも良かったです。
 しかし、ちょっと思ったのは本当に読み合いをしないと、全然面白くなくなってしまうので、かなりしゃべって相手にブラフを仕掛けるなど、会話による駆け引きを楽しむ必要があるなーって思いました。

 最後に、ある意味もっとも白熱したのが知り合いが持ってきてくれた「クトゥルフダイス」。こちらクトゥルフ神話を題材としたミニゲームで、生贄(他のプレイヤー)を指名して、クトゥルフのマークが書いたサイコロを振るだけと言う、ゲーム性は殆どないゲーム。
 しかし、正気度と呼ばれるチップがどんどん減らされ、自分以外の全員のチップが無くなれば勝利と言うこともあり、だんだんと正気度を失っていくと言う雰囲気はまさにクトゥルフそのもの!
 上記、2つのゲームが結構頭を使ったので、その反動のためかまったく頭を使わないこのゲームは白熱しました。


オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント
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