植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:黄祖

2011年05月02日 22時07分40秒 | ゲームシステム
所属:劉表
年齢:約52歳(200年の時)

 荊州の豪族で劉表に仕え、191年に孫堅が攻めてくると将軍として孫堅と戦いますが敗れ、劉表の居城襄陽を包囲されます。黄祖は夜闇に隠れて包囲を脱出すると兵を集めますが、孫堅にバレて山中に逃げ込みます。しかし深追いしてきた孫堅を部下の呂公が運良く射殺したことで、孫堅軍を撤退させることに成功します。しかし、これが原因で孫一族から仇敵として狙われることとなります。さらに劉表からは孫呉の最前線である江夏の太守を任命されたこともあり、孫策が軍事行動を再開する199年から黄祖が討ち取られたとされる208年の実に9年間、幾度となく侵攻している呉軍を防ぐことになります。
 黄祖は呉での記述では何度も負けたと書かれているのですが、江夏が陥落するのは208年なので、野戦や水軍戦で負けても、その後城に籠もって防ぎきっていると言うことでしょう。また、黄祖軍は呉にとって最大の敵だった為、息子の黄射をはじめ、蘇飛・トウ龍・陳就など多くの部下が登場します。彼らを従えて指揮していたことなどから統率は意外にも有能と判断して3、武力を窺いしる記述は無いのですが、猛将らしさは無いのでえ2、政治は9年間江夏に駐屯できていたので2、知力は客将として迎えた禰衡の素行に憤慨して処刑した件や、配下に居た甘寧を評価せず逆に甘寧の兵を取り込もうとした為に、甘寧に離反されるなどの減点があるので1としました。
 また、劉備に付けている特殊能力「戦争で死なない」をつけることで、負け続けることを再現しました。これによって意外に使いどころのある武将になったかもです。
コメント
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