植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

新しく簡単な戦争ゲームを作ってみた。《リプレイ4 ~海賊王誕生?~》

2013年10月15日 21時14分11秒 | ゲームシステム
 友人が「新しく簡単な戦争ゲームを作ってみた。」を遊んだ際にマメに棋譜を取ってくれて、さらにそこからゲーム状況のリプレイを起こしてくれました。原文はmixiなので、友人の許可を得てこちらに転載します。
 新簡戦を遊ぶどどうなるかが良く判るかと思いますので、是非参考にしてください。

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さて。
きょうは自作リプレイの4回目、1ターン目・P3の手番です。


俺は海賊王になる!? ~1ターン目:P3の手番~


P2のターン終了後の状況:

プレイヤーNo(残り支配コマ):支配地域(合計支配地域ポイント)/兵力コマ

P1(2):北陸・東北(2)/北陸1
P2(2):九州・中国(2)/中国1
P3(3):水域西(0)
P4(3):畿内(3)
P5(3):東海(2)
P6(3):関東(2)
兵力残/8


P3の位置は水域西で隣接地域が多く、そのうち中立地域が四国・南畿・水域東と3ヵ所あります。
このゲームは、基本的には攻撃できる地点が多いほど有利なので、中立勢力への攻撃を行います。

P3「俺は海賊王になる!」

P3は水域東に多くのコマを置いたのに対し、次の手番のP4は、水域東を捨てて四国に主力を集めます。


画像:P3の手番。攻撃コマと防御コマが置かれた直後の状況。
置かれた攻撃・防御コマは、四国に攻撃コマ1個・防御コマ3個、南畿に攻撃コマ1個・防御コマ2個、水域東に攻撃コマ3個


そして、四国から開けていくのですが、P4の読みがピタリと的中!
攻撃コマは「3」、防御コマは「1・1・2」と、防御側が1点有利です。
そしてサイコロの目は攻撃側が2、防御側は5。合計5vs9で防御側が防衛に成功しました。

次に水域東を開けますが、攻撃コマは「1・0・0」の1点。P3の置き方が、完全にP4に読まれています。が、それでも1点置いているので戦闘は発生。攻撃側が1点有利です。
サイコロの目は、攻撃側も防御側も同じ「3」。陽動のつもりだった水域東を攻撃側が確保しました。

最後に南畿を開けるのですが、攻撃コマは「2」で2点。防御コマは「1・1」の2点。置かれたコマは同点ですが、水域西と南畿は水域から陸地への移動なので、国境修正で防御側に+1のボーナスがつきます。

結局、ここまでの3ヵ所はP3にとって陽動だった水域東だけ攻撃側1点有利、本気で攻撃をしていた南畿・四国が防御側1点有利と、P3の配置は完全にP4に読み切られています。読み切られていたのですが・・・。

ここで攻撃側のサイコロの目が5、防御側のサイコロの目は1!
さすがP4。読みきるのは得意だけど、ダイス運がアレです(ぉぃ)
というわけで、南畿も攻撃側のP3が確保しました。

P3は、一番取りたかった四国を防衛された状況で「有限実行!俺は海賊王になる!」と、あえて強気の発言をしつつ、陸地の南畿に兵力コマを置いて次のP4に手番を渡しました。


P3のターン終了後の状況:

プレイヤーNo(残り支配コマ):支配地域(合計支配地域ポイント)/兵力コマ

P1(2):北陸・東北(2)/北陸1
P2(2):九州・中国(2)/中国1
P3(1):水域西・水域東・南畿(1)/南畿1
P4(3):畿内(3)
P5(3):東海(2)
P6(3):関東(2)
兵力残/7

※支配コマや兵力コマが不足したらゲーム終了。支配コマが不足した場合は、支配コマを使い切ったプレイヤーの勝利。兵力コマが不足した場合は、その時点での合計支配ポイントで勝敗を決める。


今回のP3の攻撃により、残りの中立地域は四国と甲信の2ヵ所に。そろそろ中立地域よりもプレイヤーを攻撃するほうが攻撃箇所が増えてくる状況になってきたので、次の手番から色々な思惑が絡み合う対人攻撃や攻守同盟の時代がやってきます。
1560年代の後半手番だから、イメージ的には1565年くらい・・・?信長包囲網が5年早くやってきた、って感じなのかなぁ?w
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