さて、第2回目になりますマキアヴェッリ語録です。
オリジナルカードゲーム 植民地戦争
『国家はすべて、いかなる時代であってもいかなる政体を選択しようとも関係なく、自らを守るためには、力と思慮の双方ともを必要としてきたのであった。』 ここで言う「力」とは軍事力だけでなく、外交力や経済力などを含んだ国家の力全てで、「思慮」とは、それを行使する元首や議会の政治力のことでしょう。 このゲームでは、単刀直入に「力」は兵力カード。「思慮」は外交カードと考えてもよいでしょう。この2種類のカードを効果的に使ってこそ、勝利を目指せます。 もし、兵力カードしかなければ、各国が恐れ攻められる心配は無くなりますが、逆に市民革命カードを防ぐことが出来ないし、攻める際も和平カードで防がれてしまいます。 逆に外交カードだけしかない場合、交渉カードを駆使することで、相手の外交カードは防げますが、兵力が居ないと相手が何度も攻めてきてしまい、それを全て和平カードで防ぎ続けなければなりません。 どの種類のカードを引くかは運ですが、1枚でも兵力カードや外交カードがあれば、相手にはその中身は見通せませんので、それだけで相手を留まらせる効果が得られると思います。 もし、唯一の外交カードが海賊カードだった場合、通常なら兵力カードの方が有効ですが、兵力カードを引いた時点で使って、手持ちカードを全て兵力カードににてしまいそうですが、相手にはそれが海賊カードだとは判りません。あくまでも交渉カードを持っている風に思わせる為にも外交カードは1枚は保有しておくのが得策です。 また、「力」を兵力カード、外交カードの両方とし、「思慮」をプレイヤーの戦略と説いても良いでしょう。 どんなカードが手元に来ても、それを使いこなすことが出来なければ勝つ事は出来ない。これも然りです。 |
オリジナルカードゲーム 植民地戦争
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