植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:李カク

2011年05月06日 21時24分57秒 | ゲームシステム
所属:董卓→独立
年齢:約32歳(200年の時)

 董卓が引き連れていた涼州出身者からなる涼州兵の一将で、董卓の娘婿である牛輔の部下です。最初、洛陽に攻めてくる孫堅に和睦の使者として赴きますが和睦は失敗。その後、董卓は長安に遷都しますが、李カクは郭シと共に洛陽に出撃し、袁術の命令を受けた朱儁と戦ってこれを破っています。さらに、エン州や豫州まで進軍して虐殺や略奪行為を行い、少帝弁の后だった唐姫を拘束すると妻になることを強要しますが拒絶され殺しています。そうしているうちに長安では、董卓が暗殺されて王允が政権を握ります。王允は董卓の部下だった涼州兵を粛清し、牛輔もこれによって殺されてしまいます。李カクは助命を懇願しますが王允は受け入れず、困った李カクは当時配下に居た賈クの献策に従って、郭シと共に王允・呂布を攻めてこれに勝って、長安を占拠して献帝を抑えることに成功します。
 政権を握った直後、馬騰が李カクと関係を持とうとしますが、これを拒絶した為、馬騰と韓遂に攻められ、されにこれに乗じてして劉焉が息子を使ってクーデターを起こそうとしますが、これら一切を撃退します。また、東方で勢力を拡大する袁紹・曹操を警戒して、これらと敵対する公孫サンと陶謙に官位を与えて取り込みを行っています。
 しかし、統治能力は無く部下が略奪行為を行うのを好きにさせたため、長安は荒れ果ててしまいます。さらに盟友だった郭シと仲違いを起こし争うようになると、その隙を董承につかれて献帝を連れて行かれてしまいます。献帝と言う大儀を失った李カクと郭シは求心力を失って滅ぼされてしまいます。
 統率は戦争は意外にも強く、朱儁、徐栄、呂布、馬騰・韓遂、楊奉など強豪と戦って勝っており、悪人と言うことで某SLGでは不当に評価が低いのでは? との判断で統率は4にしました。一騎打ちに関する記述や、武勇が高い記述が無いので、武力は2、政治は統治能力が無いとありますので1、知力は董卓ほどでは無いにしろ公孫サンや陶謙の取込などを行っているので2としました。
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