植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:群雄と後継者 <基本セット>

2012年10月24日 21時26分12秒 | 三国志
あまり語っていなかったので、今回はサクサク三国志の群雄と後継者の関係について書きます。

サクサク三国志では、プレイヤーは君主に据えるカードを選びます。主に群雄/後継者カードの群雄を選ぶことになります(後継者面からスタートしてもOK)。また、ランダムに選ばれた数枚の一般武将から選ぶ場合もあります。
この通常選ばれる10枚の群雄/後継者カードですが、基本セットでは表面は、194年頃に割拠していた勢力から選んでいます。

※ちなみにイラストはこの少し後の200年ごろの年齢をイメージして描いていますので、司馬懿や諸葛亮は若者で、曹操や劉備、張昭は壮年で、陸遜などは少年です

なので、曹操、劉備、袁紹…ですが、孫呉からは孫策が群雄に選ばれています。これ以外には袁術、劉表、劉璋、劉ヨウらがいます。
それぞれは死んだ場合は、裏の後継者に切り替わります。
後継者については、その陣営で史実から見て適切そうな後継者を決めています。
それぞれ後継者との関連は以下の通りです。

○曹操→曹丕
 まあ、王道ですね。194年であれば曹昴が死んでいるので、後継者は曹丕でしょう。

○劉備→劉禅
 まだ劉禅は生まれていませんが、他に後継者もいないので。

○孫策→孫権
 史実どおりです。武力派から外交派にチェンジです。

○袁紹→袁照
 こちらも史実どおりです。かなりパワーダウンします。

○袁術→袁氏
 他に居なかったので袁術の娘です。名も出てこない息子よりも孫権の妃となった袁夫人の方が無難と考えました。孫呉との融和の象徴だったので能力は「和睦」です。

○劉表→劉
 こちらも史実を優先して、長男の劉を差し置いて後継者です。かなりパワーダウンしますが、所持枚数に含まないので部下に任せられます。

○劉璋→劉循
 劉璋の領地は劉備が奪ってしまいましたが、劉備の入蜀が無ければ、順調に長男の劉循が後を継いだと考えました。無名ですが小粒なりの能力があります。

○劉ヨウ→太史慈
 息子の劉基って選択肢もありましたが、劉?の後はその残党を太史慈が取りまとめ割拠したり、太師慈は孫呉の武将ではなく群雄とみなすべきと言う考えから。

○張魯→馬超
 張魯の後継者が馬超と言うのもおかしいのですが、父親の馬騰は既に兵を馬超に譲って上洛中ですし、逆に張魯に後継者が居なかったことから馬超を後継者にしました。張魯は選べない群雄ですので、馬超からスタートする選択肢しかありません。

○李カク→郭シ
 どちらが先と言うことも無いのですが、どちらも選べない群雄ですので、空白地にこの2人が割拠している雰囲気を出せればと言うところです。

サクサク三国志では、山から配下となる武将を取得していく為、配下が史実と同じにはなりませんので、架空の展開を楽しむことになります。一方で君主に据えることの出来る武将を史実に沿って選ばれた、群雄とその後継者から選ぶことになるので、史実の雰囲気も楽しむことが出来ます。

サクサク三国志:群雄と後継者 <基本セット>
サクサク三国志:群雄と後継者 <拡張セット>
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