昨日、行ってきた〈GALLERY シャコ〉の、
ハトニワピクニックのブログの続き(?)です。
考察するハトは、鳥の鳩ではなく、
画家のはとちゃんです。
さらに詳しく言うと、はとちゃんの作品の考察です。
まず、はとちゃんの作品を知らない人が多いでしょうから、
ご本人のサイトの作品ページをご覧ください。
第一印象はどうでしょう。
なんか不思議な感じがしませんか?
書かれてるものは、かわいらしく愛嬌のあるもの。
でも、なあんとなく色調が重い感じがします。
こわい感じはしませんが、
ちょっと不気味な感じでもあります。
インパクトは強いほうではないように感じます。
毎日観ていたいと思う絵でもないと思います。
けど、不思議と本当に不思議と、
またみたくなる絵なんです。
なぜでしょう?
私が思うに、懐かしさがあるのだと思います。
誰しも子供のころに味わったなんらかの感覚が、
絵の中にエッセンスとして入り込んでいるのではないでしょうか。
だからでしょうか、はとちゃんの絵は。
上手いとか、きれいとか、素敵とは、ちょっとずれてるんです。
観た大人が心のどこかをくすぐられる感覚。
そのくすぐられ方が、子供のころの何かを、
呼び覚ましちょっと不気味と感じるのかもしれません。
それが、はとちゃんの絵の魅力だと思います。
ところで、
3.11の日。
私は風邪で臥せっていました。
布団の中でまどろんでいると、あの地震が…
本棚から本が落ちてきて、
《本が落ちてきても、まあ大丈夫だろう》と、
頭から布団をかぶって、揺れがおさまるのを待ちました。
ケガもせず本の山からはいずり出て、
部屋から出ようとしたら、
スピーカーが部屋のドアをふさぐように倒れてました。
その時すぐさま気づきました。
《このスピーカー横に倒れたからよかった、
縦に倒れてたら、頭に直撃だった…助かった》
一通り片付け終わり、
肝心のデスク周りを見てみると、
何も壊れてないし、動いた後すらない。
大事なものがたくさんあるのにかかわらず。
ため息ひとつついたとき、
あることに気づきました。
倒れたスピーカーの上には、
1月の文房具トークライブの際にもらった、
はとピンバッジが置いてあった、
デスクの向かいの壁には、
はとちゃん謹製、うさじろうカレンダーが掛けてあった。
もしかして、もしかして、なにかのお守り?
と、この件をはとちゃんご本人に、
『こんなことがありました』とメールしました。
そして昨日しぜんと地震の話になり、
私の体験をはとちゃんから聞いた、
銀座の小さな文房具店の店主(あえて名を伏せます)が、
それを伝説にして、お守りを売り出そうと乗り気だったそうです。
はとちゃんは「そんな根拠もなく…」と辞退したそうです。
一日たって思うに、あの文房具店の前のお稲荷さんのための、
特別デザインお守りを作れば、あんがい根拠もあるのでは?
と思いました。
考察よりも、脱線した話のほうが、長くなってしまいました。
まあ、それも含めて考察とします。
ハトニワピクニックのブログの続き(?)です。
考察するハトは、鳥の鳩ではなく、
画家のはとちゃんです。
さらに詳しく言うと、はとちゃんの作品の考察です。
まず、はとちゃんの作品を知らない人が多いでしょうから、
ご本人のサイトの作品ページをご覧ください。
第一印象はどうでしょう。
なんか不思議な感じがしませんか?
書かれてるものは、かわいらしく愛嬌のあるもの。
でも、なあんとなく色調が重い感じがします。
こわい感じはしませんが、
ちょっと不気味な感じでもあります。
インパクトは強いほうではないように感じます。
毎日観ていたいと思う絵でもないと思います。
けど、不思議と本当に不思議と、
またみたくなる絵なんです。
なぜでしょう?
私が思うに、懐かしさがあるのだと思います。
誰しも子供のころに味わったなんらかの感覚が、
絵の中にエッセンスとして入り込んでいるのではないでしょうか。
だからでしょうか、はとちゃんの絵は。
上手いとか、きれいとか、素敵とは、ちょっとずれてるんです。
観た大人が心のどこかをくすぐられる感覚。
そのくすぐられ方が、子供のころの何かを、
呼び覚ましちょっと不気味と感じるのかもしれません。
それが、はとちゃんの絵の魅力だと思います。
ところで、
3.11の日。
私は風邪で臥せっていました。
布団の中でまどろんでいると、あの地震が…
本棚から本が落ちてきて、
《本が落ちてきても、まあ大丈夫だろう》と、
頭から布団をかぶって、揺れがおさまるのを待ちました。
ケガもせず本の山からはいずり出て、
部屋から出ようとしたら、
スピーカーが部屋のドアをふさぐように倒れてました。
その時すぐさま気づきました。
《このスピーカー横に倒れたからよかった、
縦に倒れてたら、頭に直撃だった…助かった》
一通り片付け終わり、
肝心のデスク周りを見てみると、
何も壊れてないし、動いた後すらない。
大事なものがたくさんあるのにかかわらず。
ため息ひとつついたとき、
あることに気づきました。
倒れたスピーカーの上には、
1月の文房具トークライブの際にもらった、
はとピンバッジが置いてあった、
デスクの向かいの壁には、
はとちゃん謹製、うさじろうカレンダーが掛けてあった。
もしかして、もしかして、なにかのお守り?
と、この件をはとちゃんご本人に、
『こんなことがありました』とメールしました。
そして昨日しぜんと地震の話になり、
私の体験をはとちゃんから聞いた、
銀座の小さな文房具店の店主(あえて名を伏せます)が、
それを伝説にして、お守りを売り出そうと乗り気だったそうです。
はとちゃんは「そんな根拠もなく…」と辞退したそうです。
一日たって思うに、あの文房具店の前のお稲荷さんのための、
特別デザインお守りを作れば、あんがい根拠もあるのでは?
と思いました。
考察よりも、脱線した話のほうが、長くなってしまいました。
まあ、それも含めて考察とします。
5月3日にたどり着けなかった、
すずめのお宿、こと〈GALLERY シャコ〉にも寄ってきました。
今回、二度と迷子にならないために、
ググるマップをプリントアウトしていきました。
そのマップを見ると、前回さまよった
あたりの2ブロック先にギャラリーがあることが判明。
おしい!!
さんざん迷子になったので、
地理感覚も出来、あっさりと到着しました。
ギャラリーの表看板は、この日記のトップ写真。
入口はこんな感じです。
画家のはとちゃんとは、二度ほどお会いしています。
一度目は、橙灯で行われた、
文房具トークライブにて。
(これは今年の1月5日に開催されました)
二度目はこれまた文房具トークライブ。
(正しくはステーショナリープログラム・トークライブ in 西麻布)
場所は西麻布のコクヨの創造スペース(?)、
KREIにて。
最初お会いした際は、イベントを開催しながら、
当日は仕事始めでトーク側と聞く側の人数がほぼ一緒でした。
二度目の時は軽くあいさつ程度で終わってしまいました。
それで、今回は三度目。
一度目が少人数の集まりだったので、
顔を覚えていてくださり、ギャラリーに入ったら、
「どこかで…」「正月の時に…」「ああ、あの時の…」と、
すんなり思い出してくれました。
ぐるっと、展示品を見て。
お茶です。
お昼をキッチン南海でガッツリ済ませてきたので、
どうしようか迷っていたところ、
どらやきだけでなく、小ぶりの大福もあるそうなので、
それをいただくことに。
クリックして写真を拡大してみてください。
しっかりとハトが焼印してあります。
もちろんこの焼印ははとちゃんデザイン。
また、ちょこちょこと話し、
おみやげのハトニワセット、
どらやき5つに、絵本(はとちゃん作)を、
特製の手提げ袋に入れてもらいました。
自宅に帰り、夕食を食べてから、
箱を開け、どらやきを食べました。
皮も餡もおいしいすてきどらやきでした。
余談。
この日は食べ過ぎ。
どらやきが最後のとどめとなり、おなかパンパンでした。
『星を追う子供』を観た後は、
昼食です、前日てきとうに、
検索をかけておいたキッチン南海に入ってみました。
きれいなチェーン店に慣れてる方には、
なかなか入りづらい雰囲気をかもしだしています。
中に入ってみると、
昭和の世界にタイムスリップしたようです。
私は〈ランチ〉を頼みました。
日替わりランチではなく、
〈ランチ〉です。
出てきたのは、なぜか皿に山盛りのライス。
大皿に、小ぶりのハンバーグ・クリームコロッケ・一口カツ。
その下にはデミグラスソースではなく、
カレーが……うーんそう来たか。
そしてキャベツの千切りと、
トマトケチャップ味のちょっとのびたパスタ。
お味噌汁に、漬物。
こんなぐあいです。
これで、680円。
味はB級グルメですね。
特別なものではありません。
でも、ボリュームは二重丸です。
ご夫婦二人で経営してるようなのですが、
奥さんが、店のテレビを眺めながらでした。
そのテレビ番組が、なぜかグルメもの。
ひたすら、うなずく奥さんの背中が、
おかしくてしょうがかったです。
昼食です、前日てきとうに、
検索をかけておいたキッチン南海に入ってみました。
きれいなチェーン店に慣れてる方には、
なかなか入りづらい雰囲気をかもしだしています。
中に入ってみると、
昭和の世界にタイムスリップしたようです。
私は〈ランチ〉を頼みました。
日替わりランチではなく、
〈ランチ〉です。
出てきたのは、なぜか皿に山盛りのライス。
大皿に、小ぶりのハンバーグ・クリームコロッケ・一口カツ。
その下にはデミグラスソースではなく、
カレーが……うーんそう来たか。
そしてキャベツの千切りと、
トマトケチャップ味のちょっとのびたパスタ。
お味噌汁に、漬物。
こんなぐあいです。
これで、680円。
味はB級グルメですね。
特別なものではありません。
でも、ボリュームは二重丸です。
ご夫婦二人で経営してるようなのですが、
奥さんが、店のテレビを眺めながらでした。
そのテレビ番組が、なぜかグルメもの。
ひたすら、うなずく奥さんの背中が、
おかしくてしょうがかったです。
新海誠の新作『星を追う子供』を観てきました。
『ほしのこえ』
『雲の向こう、約束の場所』
『秒速5センチメートル』
と、いままでの作品とはまた違う趣のものでした。
私としては、いままでのもののほうが好きかな。
『星を追う子供』は、ずいぶんジブリの模倣がみれたし、
ストーリーを詰め込みすぎた分、分からないことが多く、
楽しめませんでした。
この作品は、冒険ファンタジーになるのかな?
それにしては、ファンタジーの世界観がつかみにくかったり、
現実世界はなぜか、古い日本が(スバル360らしきものが出ていた)、
ベースになっていたりして、“なぜ”が多い設定でした。
また、登場人物にいまいち感情移入できず、
それも楽しめなかった理由かもしれません。
離ればなれになった、少年と少女の未来を、
いろんな設定・ストーリーで描き続けてくれたほうがよかったかな。
と、私の理解力が乏しかったため、
辛口の評価になってしまいました。
それだけ新海作品に期待を寄せていたのだと思ってください。
でも、観に行く価値は十分ありです。
『ほしのこえ』
『雲の向こう、約束の場所』
『秒速5センチメートル』
と、いままでの作品とはまた違う趣のものでした。
私としては、いままでのもののほうが好きかな。
『星を追う子供』は、ずいぶんジブリの模倣がみれたし、
ストーリーを詰め込みすぎた分、分からないことが多く、
楽しめませんでした。
この作品は、冒険ファンタジーになるのかな?
それにしては、ファンタジーの世界観がつかみにくかったり、
現実世界はなぜか、古い日本が(スバル360らしきものが出ていた)、
ベースになっていたりして、“なぜ”が多い設定でした。
また、登場人物にいまいち感情移入できず、
それも楽しめなかった理由かもしれません。
離ればなれになった、少年と少女の未来を、
いろんな設定・ストーリーで描き続けてくれたほうがよかったかな。
と、私の理解力が乏しかったため、
辛口の評価になってしまいました。
それだけ新海作品に期待を寄せていたのだと思ってください。
でも、観に行く価値は十分ありです。