チャイコフスキーは「四季」のそれぞれの曲を
ロシアの詩人の詩をモチーフにして描いたとされています。
1月「炉ばたにて」
穏やかな安らぎの一隅(ひとすみ)を
うっすら包む夜の闇
暖炉の中の かすかな焔(ほのお)
燃えかすつきの 消えたろうそく(プーシキン 詩)
赤々と燃える暖炉の前で
子供たちに絵本を読み聞かせているのでしょうか。
老夫婦が静かに語りあっているのでしょうか、、。
暖炉のあったかさにウトウト、、。
「今日は寒いねぇ〜、雪が降り続くね、、」
「おばあちゃん、お友達がね、こんなことがあったんだよ、、」
そんな語らいで始まる様な出だしのメロディー。
別に目新しいこともない日常の静かなひととき。
(出来ればイヤホーンかヘッドホンでお聴き下さい)
決して譜面は難しくないのですが
でもどう伝えるのか
短い詩をどう語れば良いのか、、、。
そんな思いで弾いてみました。