これまで、リウマチの診察は、前の自宅からは歩いて数歩だったけれど
13日の最後のクリニックの診察日は、今のマンションから電車で行ったのですが
帰りの電車は
関空からトランクを携えて乗っている、韓国からの旅行者が車両にいっぱいで
日本の観光経済の戻りを実感して
思わず「わぁ〜席は満杯やぁ」という表情だったのでしょうか。
私が車両のドアの手すりを持って立っていると
韓国の男性と女性のカップルらしい、優しそうな男性の方が
「座って下さい」と自分の席から立って自分の席の方を指差して
親切に声をかけてくれました。
マンションへは2駅なので
「次の駅で降りますから、ありがとうございます」と丁寧に断わりました。
声をかけてくれたことはとても嬉しい気持ちでしたが
この時なんで私に席をすすめてくれたんだろう?
年寄りに見えたのだろうか?とそんな気持ちが一瞬頭に浮かびました。
今日は、12月にちょっとした軽い会でデュオをするという
学生時代、私が伴奏をしていた声楽の同級生から頼まれて伴奏合わせに
大阪心斎橋にある楽器店の、彼女らが借りている練習室に行ってきました。
練習室に入った時「アッコ全然変われへんやん」と二人の内の一人。
大学から入ってきた、ニックネームはツヅキという声楽科だったクラスメート。
「そんなはずないやん。シワばっかり増えてる。
雰囲気が変われへんということかな」と言うと、彼女は笑いながら納得の表情。
学生時代と全く変わらないおしゃべりで始まった久々の再会でした。
もう一人は音高時代からの、ニックネームはニーコ。
二人とも、同じ声楽の先生の門下生でした。
二人のデュオの譜面を8曲もらっていたので、とにかくぶっつけで合わせ。
ポイントポイントでのためやら、ブレス位置などを確認して
ようやく二人との、綺麗に歌とピアノが呼応し合う感覚が蘇りました。
今日が、12月本番までの毎月1回ずつの合わせの始まり。
学生時代ような会話をしながら、楽しい時間は2時間ほどで終了です。
練習後のお茶の時、この前遭遇した
韓国からの旅行者の男性からの、席のことで声をかけられた話題に。
一瞬なんで私に?年寄りに見えたのだろうか?と思ったと二人に話すと
ツヅキは
「そうやろう?私も席譲られたらショックやわ」と。
私はショックとまでは言わないけど、なんで私に?と一瞬思ったのは事実。
そんなこんな、近況みたいな話は、何年振りかの再会にもかかわらず
やっぱり学生時代と全く変わらない。
やっぱり同級生は良いな。
20日の土曜日は、「花座」のほそみっちゃんが
地域の生涯学習(80歳代の方も数人いらっしゃるよう)のコーラスも受け持っていて
そちらのいつもの伴奏者が都合がつかないので、代役で伴奏しに行きます。
売れっ子芸者というほどの数ではないけど、今もお声がかかって
私のピアノがまだ需要があることがとても嬉しいと思っていて
ヘッドフォン🎧をつけて、夜の遅い時間にも電子ピアノで練習しています。