〜かたることばが歌になる風になる〜

2014年 城西小学校音楽会の日

10月末の土曜日、毎年の恒例の孫たちの小学校の音楽会。

当日、朝食を取り7時半ごろ子供達は学校へ向かう。
長男は毎年のように朝8時ごろから体育館の席取りに行く。
前から3列目の席を確保したと長男から連絡を受け、お嫁さんと私と主人は9時開演に間に合うように出た。

校長先生のごあいさつの後、音楽会オープニングは、一部生徒は正面舞台で、残りの生徒は1階客席の両側と、2階の窓際と後方の観覧通路で1階を見下ろすように一列に並んで、全校生徒の斉唱(ユニゾン)「さあはじめよう音楽会」で始まった。

生徒達は当日はよその学年の演奏を聴くことができないので、校内音楽会という形で別の日に他の学年の演奏をすでに聴いているそうだ。
弟は、お姉ちゃんのたち5年生も良いが、4年生が特に上手だとしきりに褒めていたとお嫁さんが言うので、耳の良い彼を信じて出番を待った。

出番1番の3年生は澄んだ声をよく揃えて落ち着いて歌っていた。
リコーダー奏「ブラックホール」の指揮がキレが良くかっこいいと思ったら、マーチングの指導をされている先生だそうで当然だ。
その先生がトロンボーンで、女性の先生のトランペットや男性の先生のサックスや、舞台上での太鼓などの打楽器による、先生方の「明日があるさ」は楽しかった。
トランペットもトロンボーンも管楽器の音出しはとっても難しい。ノリよく演奏されていたが、時々音がひっくり返るので、思わず可笑しみを感じてそれも楽しさを増す。先生方は大変だったと思うが・・

1年生の3拍子の「ウンパッパ」は体を揺らしてリズムに乗って、可愛さで顔が緩みっぱなしになる。

6番目はいよいよお姉ちゃんの5年生。お姉ちゃんの伴奏する「野空海(のぞみ)」という曲。
前奏の最初に出てくる和音の一番上の音が違っていることに先生が気付いたのが2日前ぐらいだったとかで、今更訂正できないと言っていたからか、出だしで1拍多く弾いたらしく、私は知らない曲で、そのことには気づかなかった程。何とか無事に終わった。
5年生の合唱は、高音になると少しピッチが上がりきらないことがあったが、大きな声で元気よくて子供らしかった。

休憩後後半が始まる前、生徒が数人「お静かに演奏が始まります」と1枚に1文字ずつ書いたプラカードを各自持って、客席の前に持ち上げて立つと親たちの間で小さく笑いが出ていた。
昨年より目立っていたので注目してくれたが、シーンと静まり返るほどの効果がなかったのがやっぱり残念だった。




マーチングは劇団四季で有名な「ライオンキング」
トランペットなどの管楽器の演奏に合わせて、ライオンの顔をかたどった盾や槍のような棒などを持って演技していた。
長男は何がテーマか何となくはっきりしない演出だと感想を言っていたが、それでもメンバーたちはキビキビと狭いスペースを機敏に踊っていた。お姉ちゃんの練習の成果を見せてもらった。

後半の3番目が4年生。合唱の「小さな勇気」は音程も良く声がよく出て音楽にメリハリと抑揚があって、しっかりまとめていた。合奏の「宇宙戦艦ヤマト」がピカイチだと思った。みんながよく知っているせいもあるが、勇ましくテンポが良く元気で迫力があって拍手はひときわ大きかった。弟の彼が評価した理由がよくわかった。

最後の6年生の合唱も合奏も、やっぱり体も大きくて貫禄のある演奏だった。

エンディングはオープニングと同じように全校生徒による「心から心へ」と「さようなら」
9時から始まった音楽会はお昼前にみんなの心に思い出を残して終わった。

毎年のこと、お昼からお嫁さんはマーチングの資金集めのためのバザー。いろんな方からの寄付で頂いた物品の販売をお母さん方とこなしていた。お嫁さんも作ったというクッキーを買ってきて食べた。

一足早く帰った長男と孫たちで昼食をする。
お嫁さんは4時前に帰宅した。夜は「力丸」でお寿司。回転寿司は子供達が小さい頃以来何十年ぶりだろう。

孫たちの毎年のこういった行事で思い出の一コマがまた増えた。

活動を終了した「女声合唱団風」のこと、「コーラス花座」のこと、韓国ドラマ、中国ドラマなど色々。

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