ファイナンシャルプランを進めている中、厄介な断捨離。
色々かさばる物の中に、それほど多くは無いけれどレコード盤があります。
大方はクラシックのピアノ曲やピアノ協奏曲類です。
いつも夏休みに開かれた恩師の門下生のピアノ発表会。
大学3回生の時に、グリークのピアノ協奏曲イ短調の
1楽章だけ弾いたことがあります。
大学1回生で初めてピアノ協奏曲に挑戦で
メンデルスゾーンのピアノ協奏曲1番の1,2楽章を私
3楽章は「コーラス花座」に2年前から入ってくれている
オケラこと慶子さん。
オーケストラのピアノ版の部分は恩師でした。
3回生の時のグリークのピアノ協奏曲の1楽章では
東京芸大作曲科に進んだA君、先生が和歌山でしたから
地元の公立高校3年だった彼が伴奏してくれました。
この発表会には、あの有名なヴァイオリニストで芸大の学長をされている
澤和樹(澤和彦)さん(高校2年)も「チゴイネルワイゼン」を弾きました。
今は、すごい有名人になられていますが、この頃は沢君と呼んでいましたねぇ。
グリーグはノルウェーの作曲家。
和音で華々しく降りてくるイントロの印象的なフレーズに、私はいつも
北欧のフィヨルドの荒涼な雰囲気を感じながら、和音が得意な私でしたが
結構難しい出だし。でもかっこいい演奏だったと思う(録音無いので言うのはただ)
メンデルスゾーンの時と、グリークの協奏曲の録音が無いのがとても残念です。
先日書いた「女声合唱団風」のコンサートの記事の「早春譜」のピアノには
「カデンツァ」なる本来はピアニストの「即興演奏」的な部分がありましたが
この1楽章にも終わりに出てくるグリーグ作曲のカデンツァ。
左ページの「Adagioアダージョ」と書かれている部分から
「カデンツァ」が始まりますが、続く右側の譜面ゾッとするような音型で
こんなん弾いてたんやなぁと他人事のように感心しています。
レッスンの時先生から
ブラジルのネルソン・フレールというピアニストさんの演奏を聴きなさいと言われ
レコードを購入。1970年代のころ出てきたピアニストさんで
バレンボイム、ゲルバーやアルゲリッチといった
南米出身のピアニストさんが次々誕生の頃です。
今どうしているのかと検索すると
なんと!昨年11月1日に77歳で亡くなられていました。
グリークのピアノ協奏曲イ短調の1楽章だけですが
若き日のこのピアニストのレコード録音。
ご興味あればお聴き下さい。