「花の歌」(佐藤信詞/林光曲)
革命家チェ・ゲバラの訃報を聞いて、作詞家佐藤信さんが、それまでの詩を
改訂し「花の歌」とした「チェ・ゲバラがひげを剃る朝」の劇中歌。
南米の民族音楽フォルクローレ風に作曲されていて、後奏は
「コンドルは飛んでいく」のメロディーを彷彿とさせる。
映画 「裸の島」
1960年、故新藤兼人監督が、広島県三原市沖の宿祢島(すくねじま)をロケ地に
全編白黒台詞なしの映画を作られた。音楽は林光さんで、モスクワ国際映画祭で
グランプリを受賞した作品。
流れている音楽は、フルート奏者荒川洋氏のフルートバージョンにリライトされたが
メロディーは、作曲者も知らない間にフランスで歌詞ができて歌われていたそう。
林光(Hikaru Hayashi)のHはフランスでは発音されないので「イカル・アヤシ」で
流れていたそうだ(笑)
このメロディーをリライトし編曲して女声合唱団風で歌った。