今年初めての「獅門酒楼」ランチは何を食べようかな、そんな楽しい計画を抱いたのは、1月中旬のことだった。 年が改まってからも、なんだか忙しくて中華街に繰り出せなかったのだが、この週になってやっと昼間の山下町行きが可能になったのである。 実は善隣門をくぐった時から、この日に食べるものは決まっていた。でも一応、着席したら再度メニューを確認するという儀式を挙行。 この中から私が選んだのは干炸鶏塊。鶏もも肉のパン粉揚げだ。 おそらくチキンカツのようなもので、特製のソースがかかっているんだろうと想像したのである。 若旦那に注文を伝えると、「もろチキンカツのようなものですよ」とのお答え。 もちろん、自分としては望むところである。ただ、ソースは甜麺醤を加えた中華風の味だというから、ますます涎が出てくる。 待つことしばしで登場したのが、これ 見るからにサクサクとした感じのコロモ! カツは2段に重ねているようで、ボリュームもありそう。 レモンの向こうには、ウサギ型にカットされたトマトが添えられている。 奥にはカツに敷かれた千切りキャベツの姿も… 最初は気がつかなかったけど、カツとレモンの間にはゆで卵も隠れていた カツの断面。これは私が切ったものではないから、今年の断面賞にはエントリーしないけどね。 さて、このソースだが、若旦那が仰ったように、少し甘味がある。これが甜麺醤なのだろうね。僅かに感じるソース本来の酸味にこの甘味が加わって、絶妙の味わいになっている。 千切りキャベツにはマヨネーズもかかっていて、そこにソースを混ぜてやると、これだけでご飯が食べられるほどのオカズに変身する。 ソース&マヨまみれの千切りキャベツ+チキンカツ+ご飯を全部一緒に頬張るのが、どの店であろうがこの定食を食べる醍醐味なのである。 中華街では、たまにこんなチキンカツも出るけどね。 食後はいつもの紹興酒ムースにアイスコーヒー♪ 今年の「獅門酒楼」第一食目は、大満足のランチとなった。 あとは夜の部だな。 今は牡蠣、ギンダラ、白子のおすすめが出ている。 白子入り白麻婆豆腐なんて、美味そうだなぁ…… さて、今日の記事はここで終わろうと思っていたら、新年早々、重大なニュースが入ってきた。 陸羽さんの情報で、「大珍樓本店が1月29日で閉店した」というのだ。 近いうちに見に行って来なければ…… ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
ソースの解説にも涎が出ます。
「獅門酒楼」もしばらく行っていませんが、相変わらずに美味しそうなランチですねぇ。
路地の「北京」が、5月いっぱいで閉店とのことです。
少し先ですが、油淋鶏、獅子頭が・・・
こちらの大珍楼本店さんの話でした。
跡地も借り手が決まっているようです。
いろいろ苦心してるんだなぁ、という気はしていましたが
大珍樓本館、閉店ですかぁ。
大手も厳しいんですね。
平日休みがぜんぜん取れなくて獅門のランチも数年単位でご無沙汰です。
また食べに行きたいなぁ。
美味しそうな揚げ物ですね。ランチって気楽に行けるのが良いですね。
大珍楼のこと驚きました。息子さんと言うのかしら、私の中国語の老師の息子さんと仲良しで、お会いしたことがあります。それに何回かオーダー式のバイキングランチに行きました。支配人ともお会いしました。
中華街の経営は大変ですね。良い調理人が看板でしょうからね。
ここのランチは毎回楽しみがあります。
引き出しの数が多く、
いろいろなことをやってくれますねえ。
近隣の会社員が常連になるのも頷けます。
情報、ありがとうございます。
ビックリです。「北京」も閉店ですかぁ……
あと4か月、何回行けるかな。
油淋鶏、獅子頭を食べておかねば。
ありがとうございます。
私が想像していた店ではありませんでした……
ビックリしました。
萬珍、聘珍、大珍は安泰だと思っていたのですが。
跡に入る店が気になります。
1階部分が目まぐるしく変わっていましたね。
何やっているのかなと思っていましたが、
まさかこうなるとは…
毎日、中華街に行ければ、
いろいろな店を渡り歩くことができるのですが、
たまにだと、行く店が限られてしまいますね。
初めて夜の食事に行く前に、
まずはランチでお店の味や雰囲気を知ることができるのがいいですね。
ランチなら気軽です。
横浜中華街はなにか大きく変わろうとしているみたいです。