むかし、むかし、横浜にカレーランチミーティングというものがありました。 それは、市長(当時の)と各種団体のメンバーが、カレーライスを食べながら気軽に話し合い、まちづくりに対する意見、提案をお互いに共有しようとする、ある種の御用聞きみたいな催しでした。 でも、今回ここで取り上げるカレーランチ・ミーティングは、あれとは全く違います。 参加費は同じ700円でありながら、もっともっと美味しい料理を食べつつ素敵なお話が聴けるという、コストパフォーマンスの高いオフ会だったのです。 会場は中華街大通りの「一楽」で、参加者は冬桃さん、長野から出てきたSさん、そして私の3人。 話題の中心はSさんの語る長野県の新着情報です。3月12日に起きた長野県北部大地震とその後の状況や、向こうで流行っている横浜中華街に関する不思議な話など、どれも大変興味深く聴くことができました。 このカレーランチ・ミーティングで食べたのが、まずは冒頭の写真にある「手羽元と夏野菜の中華風カレー」。 私は横浜中華街でいろいろなカレーを食べていますが、店によってその味、風貌はさまざま。 思うに、元祖中華街カレーライスは「同發」が裏メニューで出していたものではないでしょうか。(今はメニューにある) どこか日本蕎麦屋のカレーを思い出させる、懐かしい味わいと色彩。あの美味しさは、中華街カレーの中では突出していると思います。 今ではさらに進化して、排骨カレーライスなるものも登場しています。 一方、家庭のカレー代表みたいなのが、「江南」のヘルシーカレー。 そしてエスニックなというか、本場的というか、日本のカレーとはちょっと違う代表が、金陵のネパールカレーでしょう。 女性好みのカフェカレー。その始まりは、悟空ティーバーかな。「tef-cafe」でもチキンカレーを出すようになったし、あとは「楊貴妃」でやってくれたら、カフェカレーのトリオが完成するのですが… そうそう、先日「龍鳳酒家」で食べた金曜カレーは、ジャガイモ・ニンジン・肉がゴロゴロした“夏のキャンプ風”といったらいいのでしょうか。森林の中で食べる、あの味わいでした。 とまあ、いろいろある中華街カレーですが、この日の一楽カレーは中華風というよりも“欧風カレー”といった感じでした。 手羽元はスプーンでサックリと切り取れるほど柔らか。そこに加わるカボチャが妙に合います。 赤魚とインゲンのガーリック炒め。 ガリガリとしたガーリックが効いていてウマイ! トマトと蒸し鶏の涼麺。 これもシェアできるようにと、麺用トングを持ってきてくれました。 小分けしてひと口頬張ると、まるで冷製パスタ! 気分は中華街にいるというよりも、ナポリ在住! Buona! お供えの皮付き焼き豚。 この日は関羽の息子、関平の誕生日だったらしく、関帝廟で何か儀式があったようです。 これは、そのお裾分けでいただきました。 好吃! こんな感じで開催された「カレーランチ・ミーティング」。 お二人の興味あるお話に惹き込まれて、あっという間に2時間が経過してしまいました。 次回は“甕出し”を呑みながらの「紹興酒ミーティング」ができたらいいですね。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
スしていただけたし。
ちょっと分けていただいたあのカレー、たし
かに「中華風」という感じではなかったですね。
だけどどれもおいしかったあ! やっぱりラ
ンチ・ミーティングはこうでなくちゃ
(二日間、洗手亭の前で佇んだ甲斐がありました)
今度はぜひ、黄昏の頃に紹興酒付きで!
日本有数の観光地も、多くの人には不思議な街なのでしょうかね。
二日間も大変でしたよね。
トイレの前で!
今度は間違えずに行きましょう。
紹興酒付きでね。
地方の方々は中華街に行きたくても、
そう簡単にはいきません。
そこで、「中華街を語る」ほうに向かってしまうんでしょうね。
ほぼ毎週末通い、カレー好きだというのに。
金陵さんでもついついチャーシュー丼やアヒル丼をお願いしてしまい、、
今度チャレンジしてみますっ!
ああ、、一楽さんの皮付きチャーシュー、、
ランチにて頂いた事があります(つい先日も)。
カリカリジューシー、、幸せいっぱいで
ございました。。
同發のカレー、試してみてください。
毎週行けるなら、1回くらい食べてみたらぁ…