
先週のことだが、老人クラブ連合会の依頼を受け、私の所属する楽団が開港記念会館で演奏をしてきた。そのとき、主催者側から提供された昼食は、予想どおり「崎陽軒」のお弁当“春”だった。 ふつうならイベント用の弁当としては、「シウマイ弁当」が最適なのだがね。 なぜなら、当日の数量増減はもちろん、キャンセルもOKということで、主催する側としては安心して用意できるからだ。「シウマイ弁当」なら大量に製造して、しかも多数の売店で販売しているので、数十~百数十個ならどうにもでも対応できるという話を聞いたことがある。 そんなことを思い出しながらフタを開けると…… ![]() こんな弁当が現れた♪ 内容は……炊き込みご飯(タケノコと山セリがトッピング)、サワラの塩焼き、花型豆煮(菜の花入り)、煮物 (鶏・人参・こんにゃく)、フキとタケノコの胡麻和え、昔ながらのシウマイ、玉子焼き、桜漬け、小粒大福(桜餡)である。 これから2時間に及ぶ演奏をするというのに、これでエネルギーが持つのかどうか、ちょっと心配であったが……。 第3部を始めて10分ほどした頃だったろうか、ギター弦を押さえる左手の薬指が急激にツッテしまった。いわゆるバネ指というやつだ。FやBフラットばかり押さえていたからかな。 いままでも練習中に起きたことはあったのだが、まさか本番の最中にこんなことになるとは思ってもみていなかった。。 参ったよね。 しかし、薬指はおろか小指まで使えなかったスーパーギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトを思い出して必死に弾き続けたのだが、ものの数秒でギブアップ! 舞台上でストレッチをする羽目になってしまった。幸い、ソロではなかったので大事故には至らなかったが、やはり、加齢による身体能力のダウンを感じざるを得なかった。 コンサート終了後は、一部のメンバーと共に、近くの居酒屋で反省会と称して暴飲・暴食をすることになった。こんなことをやっているから指が退化していくんだろうね。 自重せねば…… そんな事件のあった演奏会で「崎陽軒」の弁当を食べてから数日後、ネットニュースを見ていたら「こんな本」が出版されることを知った。 そして本日、やっとそれを手にすることができた。 シウマイが発売されたのは、昭和3年4月1日。ということで、今日は90周年記念日だったのね。 ついでにシウマイ弁当の方はというと、昭和29年4月1日に販売開始をしたそうだ。 ![]() ![]() |

バイオリンやチェロでは聞いたことがありませんが、ギターは姿勢にも無理がなさそうだし。
本番中に指がつるというのは最悪でした。
過去には右指を弦で切ってしまい血だらけで演奏したこともあります。
屋外でのイベントだと、シウマイ弁当が多いですよね。
雨の心配がありますから。
それに対応してくれる崎陽軒って、すごいです。