サンマーメンといえば、「モヤシと肉」と相場は決まっています。これは基本でしょう。
さらに何を加えるか、その辺が店によって異なってきます。玉ネギを入れてみたり、ニラを入れてみたり、あるいはキャベツなんていう店もあります。
ここ「彩鳳」ではすごいものが入っていました。赤ピーマンとキヌサヤが乗っているのです。もやしの白、ピーマンの赤、キヌサヤの緑、これで大三元カラーが完成です。
でも、キヌサヤはサンマーメンの具としては「?」ですね。一人だけ浮いているって感じです。
豚肉の細切りは一本一本片栗粉をまぶし、湯通しあるいは素揚げしてから野菜と一緒に炒めているようです。スープはトロミがほとんど感じられませんが、それなりに“サンマーメンのスープ”の味はしています。ストレートの細麺との相性もいいようです。
ここの良いところは料理よりも接遇、愛想でしょう。お茶がなくなれば注ぎ足しにくるし、食器を下げる際にも気を使っていることが分かります。
今日はお客の中に小さな子がいましたが、そんな子ども達に対しても愛想がいい。
いつもドアの前に立って呼び込みをしているので、なんとなく好きになれなかったのですが、やっぱり何度か通ってみないと分からないものですね。
【参考】大三元というのはマージャンの役のひとつ。マージャンを知らない方はコチラをどうぞ。→大三元とは
これにトマトでも入れたらもっとイタリアンだ。