4月20日にオープンしたばかりの「双明楼」。前回食べられなかった生姜焼き(カレー味)がずっと気になっていたのですが、先日、店前を通りかかったら、歩道上に置かれた黒板のランチメニューの中にそれを発見しました。
この日は入ったのが1時過ぎだったため、店内はガラガラでした。即、生姜焼きを注文。
5分後、待望の定食が到着。まずは匂いの確認から。
「スー…」
確かにどこかカレーの香りがします。見た目はどうか。豚肉と玉ネギが薄茶色のあんに絡められています。わたくしがイメージしていたのは、すりおろした生姜が混じった“タレ”だったのですが、これはどう見ても“アン”です。中華丼のあんと似たような姿。どうも出鼻をくじかれてしまいました。
そしてお味の方はというと…
うーん、これを生姜焼きと言っていいのでしょうか。あの生姜混じりの甘辛いタレの味がありません。見た目どおりの中華料理でした。
普通、洋食屋さんの生姜焼きといったら、薄切りの豚肉を使いますが、ここのは厚めです。やはり中華風の切り方なのでしょう。
そして時間が1時過ぎだったせいでしょうか、ライスはボソボソ状態になっていました。米粒はあくまでもふっくらと、柔らかく炊き上がっていなければいけません。
やっぱり中華料理店で生姜焼きを期待するのは無理のようです。洋食屋さんに限りますね。
帰りがけ、歩道に置かれた黒板のランチメニューを改めてじっくり眺めたら、メニューの種類が5つとも4月20日のものと同じでした。もしかしたら、あれからずっと同じなのかも…
甘いコーンスープはご飯にはあわないと思うのですが。
どうです?