エキゾチックな横浜! 異国情緒あふれるヨコハマ! 外国人の多い街・よこはま! なんて言われているけれど、家の周りを歩いてもそれほど頻繁に外国人と出会うわけではない。 だが、インターナショナルスクールのフードフェアに行くと、そこらじゅう外国人だらけだ。 もちろん日本人もいるが、なんだか純粋な日本人という感じがしない。皆さん英語を喋っているし、見た目もハーフかと思ってしまうような顔立ち。 やっぱり、ここはヨコハマだぁ!と嬉しくなってくる。 ということで、今年もサンモール・インターナショナルスクールのフードフェアに行ってきた。 まずは、入口で高校生によるジャズ演奏を楽しむ。 ワ~ン、トゥ~、ワン・トゥ・ス…… 指揮の先生がテンポ出しをしかけたところで、後ろからこんな車がやって来た。 大音量で××党の○○○○がッ~! 云々とやったものだから、とりあえずストップ。みんな苦笑いだ。 すると、国会議員さんも理解したようで、スピーカーが突然静かになった。音も無く過ぎ去っていった。 サンモール・インターナショナルスクールと横浜雙葉学園は並んで建っている。設立者が同じなのだ。 フードフェアで飲み食いする前に、ちょっとだけ学校の歴史を確認しておこう。 1872(明治5)年、開港後に来日していたフランス人のプチジャン神父の要請により、サンモール修道会に所属する修道女マティルドら5人が横浜へやってきた。 彼女たちは山手に住み、二つの事業を始めた。そのうちのひとつが、居留地に住む外国人の子供(女子)に対する教育で、来浜した年から10人ほどの少女が通っていた。 この学校はダーム・ド・サンモールと呼ばれ、カトリックの修道会が始めたのだが、どの宗派の子供でも受け入れていた。これが、現在のサンモール・インターナショナル・スクールの前身である。 この学校と隣り合って横浜雙葉学園があるが、その前身は横浜紅蘭女学校で、こちらも1900(明治33)年にサンモール修道会が設立している。 そして1958年(昭和33年)、校名が横浜雙葉に変更され現在に至っている。 雙葉の正門を入ってすぐ右側の植え込みの中に、「日本サン・モール修道会草創の地」という記念碑がある。 そこに、こんなことが書かれている。 「1872年6月28日カトリック修道女としてはじめて来日したメール マチルド ラクロット他4名が宣教と教育事業を始めた本学園発祥の地である 1980.11.3 創立80周年記念 横浜雙葉学園」 ※サンモール修道会:正式には「幼きイエス会」という。本部がパリのサン・モール街にあるのでこう通称されている。 校内に入ると、美味しそうな匂いが! 生演奏の音が! 早くも心がウキウキしてくる。 このケムリがなんともいえない。 肉を焼いている匂いが漂ってくる。 まずはチリビーンズからいただく。 これにライスまたはトルティーヤチップスが付くという。このあともいろいろ食べなければいけないので、ライスはやめてトルティーヤチップスにしてもらった。 ところが、それが失敗だった。ひと口食べて、思わず「ウッ」と大声をあげてしまった。 そうだった、今日は朝から口内炎ができていて、それに物が触ると飛び上がるほど痛いのを忘れていたのだ。 チップの角が触るたびに、「ウッ」「ウッ」「ウッ」とやっていたから、傍にいる人たちは不思議に思ったのではないだろうか。 おじさんたちのカントリー&ウェスタン。 なかなか、いい感じだった。 体育館の中はヨーロピアンフードコートだ。 オーストリアのコーナー。 味見をしてみろというので、ちょっとだけ食べてみる。なんだかビールに合いそうだ。 こんな名前の料理だと。 肉とベーコンしか入っていないので、なんだか飽きが来るが、それなりに美味しい。 ビール2本、いってしまった。 校舎の裏に第2会場がある。 奥のほうから大音量の音楽が聞こえてくる。 中東のブースがあると思ったら、ここをやっているのは「アル・アイン」の人だった。 再び第1会場へ戻る。 イタリアのブースかと思ったら、ハンガリーだった。 国旗がそっくりだけど、よくよく見れば縦縞と横縞の違いがある。 グヤーシュがあるようだ。 牛肉をたくさんの野菜と一緒にパプリカ粉で煮込んだ、ハンガリーいちばんの名物だ。 ハンガリーソーセージにも食指が動いたが、ここはやはり名物で… パプリカの風味が利いている。 これは白いご飯がほしくなるような一品。美味しくてスプーンが止まらない。 牛肉もタップリ入っている。 続いてスウェーデンのブース。これはアクアビットという40度くらいの酒だ。 実際、かなりきついが、香草の香りがして美味しい。 スモークサーモンのマスタード添え・スウェーデン風肉団子・ディル風味ボイルドポテト・スウェーデン風ニシンの酢漬けなどが載ったプレート。 ニシンの酢漬けが美味しい! 酒がすすみすぎる。 フランスのブースで買ったキッシュは食べきれず自宅に持ち帰り。 後ろはビデオ。サンモール修道会らしく、イエス・イリストの生涯を描いたものらしい。100円! 日本の夏祭りの屋台もいいが、こういったインターナショナルなフードフェアは、それよりもっと楽しい。 このGW中に、あと2つあるので、皆さん行ってみたらどうだろうか。 YISのフードフェアは5月2日(日)。 YC&ACのHawaiian Festivalは5月4日だ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
ブルゴーニュ風牛肉のワイン煮ってことみたいです。
ハンガリーはグヤーシュも美味しかったけどソーセージもメチャ美味しかったですよ!
違うか(笑。
たしかに、nが抜けていますね。
書き間違えかな?
ハンガリーのは、両方食べたかったなぁ。
面とは違うような…
はっきり覚えていない人が書いたのでしょう。
日本では中々お目にかかれないので、
食べられて非常に羨ましいです!
このイベントは盲点でした。
有名なようですね。来年?行きます。
惜しかったですね。来年どうぞ。
アメリカ、韓国、フィリピンなど定番ですが、
そのほかにハンガリー、ポーランドなどの料理を食べられるのがいいですよ。
ひとつお願いがあります。「サンモール・インターナショナルスクール」の画像1枚を使用したいので、許可願えないでしょうか。よく撮れていて気に入っております。よろしく御検討下さい。返信コメントを頂けますと助かります。以上です。