中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

媽祖小路にオープンした和食「一福」で一杯

2006年06月14日 | 中華街の酒場
 媽祖廟の前に「愛香楼」とか「シャングリラ」などといったお店があります。これらが並んでいる斜めの道が媽祖小路です。以前は南門通りの一部でしたが、廟ができるということで、このような名称がつけられました。
 この小路の最奥に「一福」があります。「いちふく」ではなく「いっぷく」と読みます。横浜駅西口の狸小路にあるお店が本拠地で、こちらは2006年3月のオープンとのことです。媽祖廟開廟と合わせたのでしょうか。

 ここは長いこと倉庫のような状態でしたが、昨年7月7日、「AYAME]という和食のお店ができました。写真はその当時のものです。ジャズの流れる和風インテリアがなんとも言えぬ雰囲気を醸していました。ご主人が沖縄出身ということで沖縄料理も出していましたが、昼の定食は和食がメインでした。そのうち夜も呑みに行ってみようかと思っていたら、新しい店「一福」に代わっていたのです。

 夜7時からオープンということでしたので、ほかをブラブラ観察してから行ってみました。内部は「AYAME]時代と大差はありません。和風の造りです。BGMもなぜかジャズがかかっていました。
 カウンターの上には焼酎がずらりと並んでいましたが、まずは生ビールを注文。お通しは牛タンが3枚。なかなか美味しいです。

 
 いろいろ凝っているようで、割り箸も独特のものでした。ご覧のように茶色いのです。一瞬、割り箸ではなく普通の箸かと思ったほどです。
 「AYAME」時代もそうでしたが、この和風の造りにジャズという組み合わせも、なかなかイケてます。焼酎・泡盛にも、特別な思い入れがあるのかもしれません。

 酒の肴類はちょっとお高めです。どんなメニューがあるのか、書きとめてきましたのでご紹介しておきます。
 
 きんき煮付け(2800円) 串焼き  (200円~)
 ほっけ干物 (1000円) トマト  (400円)
 真アジ干物  (600円) おろし納豆(400円)
 牛タン塩焼き(1500円) ナムル  (400円)
 ハンバーグ (1100円) タタミ鰯 (500円)
 

 そのほか、オムライス900円、ライス300円、味噌汁200円とありますから、お食事にも向いているのかも。酒は酔鯨、八海山など。
 それにしても、かなり立地条件は悪いです。観光客なんか、ほとんど入り込まない路地ですから、お客さんは地元の人たちや近隣のサラリーマンということになるのでしょうか。今後の健闘を期待したいものです。

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