長崎には、いろいろと思い出がある。 学生時代、徒歩で九州を一周したときのことだ。夏休みを利用して、ブルートレインの王である寝台特急「さくら」に乗って長崎に向かった。 金のない自分が利用したのは2列3段のB寝台。そこに美しいお嬢さんが乗り合わせていた。 たしか夕方の出発であったと思うのだが、乗車してから朝まで、なんとなく意識していながら言葉を交わすこともなく、これから先の旅に思いを馳せ列車に揺られていた。 お互いに目が合って言葉を交わしたのは、関門海峡を越えて北九州に入った頃だった。予想どおり彼女も大学生で、いま通っている学校のことや住んでいる所について、いろいろと話すことができた。 私が「これから九州一周の旅をするんだけど、そのスタート地点が長崎」であることを伝えると、彼女は自分の出身地は長崎であり、夏休みを利用して帰省するところなの、駅に着いたら時間があるので街を案内してあげるわ~なんてことになった。 まだ二十歳だった私は、その一言で舞い上がってしまった。 ブルトレで美女と知り合い、その人に長崎を案内してもらえるなんて… う、嬉しすぎるぅ~ 二十歳の夏休み! 青春、真っ只中だぁ! なんて思っていたのだが…… 長崎駅に降り立ったら、大変な混雑。 彼女を見失うまいと、しっかりあとをついて行ったのに、改札口を出たところ見失ってしまった。 あちこち動き回って探したが、結局、再会することはできなかった。 そんな悔しい思い出の残る長崎であるが、横浜中華街の「長崎屋」で食べる「ちゃんぽん」、「皿うどん」などは、いくら食べても悔しくない。毎回、満足して帰ることになる。 野菜はキャベツ、白菜、玉ネギ、ニンジン、青菜、モヤシ。そこにカマボコ、さつま揚げ、ちくわ。そして豚肉、イカ、キクラゲなどが投入されて複雑な味わいになっている「ちゃんぽん」。 白濁したスープがまた旨い! 「ちゃんぽん」は、むかし清国から来た留学生に栄養のある食事を食べてもらおうと、四海楼の店主が考案したといわれている。まさに、そんな由来を感じさせてくれるランチであった。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
外線でアドレスとか交換するからはぐれる心配はないん
でしょうね。
あぁタンギョウならぬチャンギョウしたくなりました。(笑)
惜しいことをしましたねぇ。
なんとも惜しい…。
あっ、ちゃんぽんは、とても美味しそう(笑)
ここは餃子もやっているんですよねぇ。
だから「ちゃんぎょう」もありか。
昔は惜しい!
今は美味しい!
これがいちばんです。
ほかにも、似たような話があるのです。
それは後日…
いいなあ。
中2病の思い出はたくさんあるのですが。。。
甘酸っぱいスブタと、
濃いスープンのチャンポンです。
全部徒歩ではなく、列車+徒歩なんです。
トホホ…