市場通りの八百屋「池川商店」で見つけた不思議な食べ物。タマリンドっていうらしい…。 タイ産スイーツなんて書いてありますが、それが無ければまるで豆ですね。しかも不味そうな… でも、なんだかコイツが私を呼び止めているようで、一旦は通り過ぎた身体が引き寄せられていき、ジーッと眺めていたらお店の人から解説を聞かされてしまいました。 見た目は不味そうですが、これはタイ産のフルーツで、甘酸っぱい味がするとのお話でした。 ということで、なんとなく購入。 自宅に持ち帰ったものの、誰も見向きもしてくれません。仕方なく一人でいただくことに。 ほんと、豆みたいです。 少し皮を破ってみると… 中から現れたのは豆というよりも、蔓が絡みついた犬の糞のようなもの! 上段が売られているときの状態。 中断は外皮を剥いた状態。 下段は種子。 絡み付いた蔓を取り除き、一粒に分離したものが下段左のもの。 この大きさの実の中に、右側の種子が入っているのですから、食べる部分はそれほど多くはありません。 「池川商店」のおじさんは「甘酸っぱいよ」と仰っていましたが、酸味はそれほど強くはありません。 甘みの強いアンズといった味わいです。 そしてその食感、歯ざわりはネチョ~っとしていて、なんとなく舟和の芋羊羹の雰囲気。 一粒ずつ口の中で解きほぐしながら食べていくと、最後には硬~い石のような種子が残ります。 それを「ペッ!」と皿に吐き出したときの音が凄い! ガチャ~ン! ものすごく硬い種子で、とても噛み切ることなどできません。ハンマーで叩いてみましたが、びくともしない、こんな食べ物、初めて見ました。 ところで、この八百屋「池川商店」がある市場通りですが、その名前の由来は野菜、肉、魚といった生鮮三品を扱う店や、食料品店、薬局、衣料品店などが並んでいたことからきています。 だから、この通りにある牌楼には食べ物が描かれているのです。 市場通りへ行った際には、それを観察してみてください。「食」にまつわる様々なものが発見できますよ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
豆だったのですね。
ぜひ種を植えてみてください。
そこまで考えていなかった…
全部捨てちゃいました。
ここのオバサンも感じいいですね。
別のお客さんからタマリンドのことを聞かれて解説していましたが、
中身は少ないですよ…なんて正直に仰っていました。
料理にコクを出す役割があるのかな?
お好み焼きのおたふくソースに使われている、ナツメヤシのような感じでしょうか。
確かジュースもあったような気がします。
タマリンド……なんとも響きがよくて、憧れてたんです。
丸っこくてなめらかで、あまり大きくない果物なんだろうなあと。
そうか、こういう形で、そういう味だったんですね。
その頃は1かご400円でした。
食べてみると、埃の香りのする干し柿という感じでした。
甘味は干し柿より控えめですが。
なかなかおもしろい体験でした。
種はほとんど石ころですね。
調べてみるといろいろ使っているみたいですね。
このまま食べるより、味付けにした方がいいみたい。
ほんと、名前がいい感じですね。
でもその姿は…ちょっとねぇ。
中身も名前に相応しくない容姿で。
そうです、干し柿の雰囲気でした。
いちばんビックリしたのはあの種子ですね。
あんな石みたいなの初めて見ましたよ。
やる人はいるものですね。
栽培が可能なんですね。
うっかりしていました。
それにしても、あの硬い種子から芽が出るとは・・・