本牧中華の名店「香(しゃん)」が閉店していた。ずいぶん前に宴会をしたあと、ぜんぜん行っていなかったからなぁ… 地元の方に聞いたら、関内でやるとかってお話だったので、調べてみたらこんな情報が出ていた。 こちらは本牧では有名な薬局…だった店。いつの間にか店名から「薬局」の文字が消えていた。 店内を見ると確かに薬局ではなくなっている。 本郷町でいい野菜を売っていた「森北」が消えてからもう何年になるのかな。 これも地元の方に聞いたら、こっちでやっているよ、とのことだった。 上台市場なんて、もうとっくの昔に無くなっているけど、こうして信号機の名称として残していてくれるのはありがたいね。 「市場」という言葉はもう死語なのかもしれないので、少しだけ素人の解説をしておこうかな。「市場」と書いて読み方は「しじょう」ではなく「いちば」だ。各種小売店が集合した施設である。 現代のスーパーマーケットだと、レジは1か所なので総菜や石鹸などの日用品もまとめて精算できるが、市場はそれぞれの店で支払っていた。そんな昭和風な施設が横浜市内には、何年か前までは残っていたのだ。 上台市場というのは大正7年にできた本牧市場から始まったと言われている。当時は第1次世界大戦の影響で物価が高騰、米寄こせ運動が起きていたなかで、庶民向けに開かれた商業施設だった。 その後、大正12年の関東大震災で倒壊し、復活したのが上台市場だそうだ。 長いこと公設市場として存在していたが、いつだったか「グルッペ本牧」という施設に転換し、現在はスーパー「ひるま」になっている。 あまりよく知らないので詳しい話はできないが、大雑把にそんな歴史がある施設の名を、この信号機に残されているのだった。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
あたしも最近、本牧を歩いていなかったので、
知らなかったです・・・。
「奇珍」もやっていないようだし、
「華香亭」も気になっています。