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開港道にある小さな中華料理店「南粤(なんえつ)美食」。昨年の6月にオープンして以来、だんだんと認知度が上がり人気も出てきたようだ。 そんな店に昨日、久々に訪問。前回来たのが4月だったから、ほぼ4か月ぶりである。 ドアを開けた時間は午後2時半頃だったろうか。昼どきのコアタイムを外しているので先客はゼロ。これなら静かに食べられると思いちょっと嬉しくなったが、どうもご主人の雰囲気が良くない。 ここの店主はいつもにこやかで、ドアを開けるとニッコリと微笑んでくれるのだが、この日は違った。 食材を届けに来た業者もそう感じたらしい。 「どうしたの、おとなしいじゃない。調子悪いの」と声をかけていた。 そうなのだ。いつもの笑顔がないだけではなく、ずっと無言なのだ。 どうしたんだろう…… ≪頭痛か? 熱中症? それとも夫婦喧嘩か?≫ まあ、いいか。気にはなるけど、まずは注文だ。 ということで、ランチメニューから「広東式酢豚」(700円)を頼む。 注文してからアッという間に出てきた。ここのご主人の調理は本当に早い。作り置きを温めているわけじゃない。ちゃんと最初から作っているのだ。 そして旨い! ![]() 昨年、私はここのランチで「酢豚」を食べているが、今回のはメニューに「広東式酢豚」と書いてあった。 何が違うんだろうか…そんなことを考えながら食べ進む。 あいかわらず火の通り具合が素晴らしい。野菜のシャッキリ感といい、肉の柔らかさといい、これはなんだろう。火と鍋、そして食材の性質を知り尽くしているんだろうね。 美味しさの決め手は、どやらこのタレにあるようだ。 ≪うちでも真似してみたい…≫なんて考えていたら、横のテーブル席でマカナイ料理を食べていた店主が話しかけてきた。 「久しぶりね」 「そう、しばらく来れなかったからね」 「どう、美味しい?」 「美味しい! 広東式って何が違うの?」 「醤油、砂糖、酢~~~」(あとはよく聞き取れず) そういえば、昨年食べた「酢豚」にはパイナップルが入っていて、甘酸っぱい感じだったが、今回のはパイナップルが入っていないし、酢の量も少ないので甘じょっぱい。といっても「しょっぱさ」はかなり控えめだ。 それにしても美味しい♪ ![]() これは昨年食べた「酢豚」。参考までに載せて置くね。 さて、2杯目のご飯を注文した時、店主が再び声をかけてきた。 「雲呑麺、始めたよ」 「ああ、あれね」 「そう、香港海老雲呑麺」 「今度来たときは、これにするね」 「ちょっと高い、でも美味しいね」 どうやら、雲呑麺が最近のお勧めのようだ。 ミサイル超獣さんのところで見た、あれね。 なかなか旨そうだ。やはり次回はこれかな。 ![]() 「聘珍茶寮」の「えびワンタン麺」。 ![]() |
美味しかったです♪
今度頼んでみよう
普通っぽくないのを頼みがちですが、
此のスブタは美味しかったです。