「龍膳」で生姜焼き定食

　１日限定１０食という生姜焼き定食(８５０円）を、中国東北地方料理の「龍膳」で食べてきました。
　どうです、この写真。町の洋食屋さんで出てくる生姜焼き定食と同じでしょ。美味しそうなタレにまみれた生姜焼きの脇を固めるのは、キャベツの千切り、キュウリ、トマト、そしてタップリのマヨネーズ。
　この一皿が横綱ならば、タクワンは露払い、スープは太刀持ちといったところでしょうか。じゃあ、ご飯は何なんだと追及されると困ってしまいますが。（行司かな）

　まずはお肉をつまんで、しげしげと観察です。生姜醤油のタレを身にまとって、「さあ、早く食え」といった顔をしています。
　では、いきます。「パクリ」。
　「ん？」　生姜の香りが少ない。生姜の味が少ない。控えめなヤツなのか、生姜君の存在が薄いようです。
　逆に醤油君は「俺が、俺が」タイプなのでしょうか。ずいぶんと主張が強いようですね。もう少し生姜君と仲良く、折り合いを付けてくれると、立派な横綱になれると思うんですが。
　
〔付記〕
　このお店、サンマーメンや餃子など、美味しいのですが、難点はタバコの煙。
　５人用丸テーブル、４人用丸テーブル、２人用テーブルがそれぞれ２個ずつありますが、そのどれもが小さめにできています。お店が狭いのだから、これは仕方ないことです。でも、その小さなテーブルで相席になった客が、タバコをスパスパ吸い、くさい煙をプハーっと吐かれると、たまったもんじゃありません。
　そんなときはメニューで思いっきり扇いでやりましょう。
　ランチタイムくらい、お客はタバコを遠慮してほしい！