山下町公園奥にオープンした大阪焼きの「三太」でネギたこ(6個380円)を食べてきました。大玉たこ焼きはソースがけでしたが、こちらはマヨネーズをベースとしたソースというんでしょうか、タレというんでしょうか、そんなのが目いっぱいかかっています。見た目は濃厚そうですが意外とアッサリしています。
そのマヨネーズに加えて博多ネギと本節鰹粉がたっぷし。まずはこれらをかき混ぜます。あまり強くやると肝心のたこ焼きを壊してしまいますので注意深くね。
よく混ざったらソースまみれのネギたこを口に持っていく。そしてアングと、まずは半分かじり取ります。
このとき蛸を最初に食べるか、後半の半分で食べるかが問題になる。1個しか入っていないので、どちらかということになるわけです。
私はあとに残しておきたい。最初の半分は蛸なしのネギたこ。あとの半分は容器に置き、マヨネーズソースの中でゴロゴロ転がします。そうすることによって、トロトロの中身とソースが渾然一体となり蛸を覆うのです。
これをお口の中に放り込んでみてください。マヨネーズソースとクリーミーなネギたこの中身がグチャグチャに混じり合って、口中に混沌の世界が広がります。これがおいしいのです。
さて、今日はおまけに「タコせん」(1個100円)も試してみました。
「タコせん」ってどんなものか? 駄菓子屋で売っているソースせんべいのようなものに“たこ焼き”を挟んで食べる、ハンバーガー形式のものです。
このせんべい、ソースせんべいと違って、かなり歯ごたえがあります。つまり固いのです。
ソースせんべいの場合、上下の歯でサクッと噛むと、歯型の跡が弧を描くように残りますよね。その歯型の部分をもう一度歯の方にはめ戻してみたりして遊んだものです、子供の頃は。
でも、タコせんのせんべいは固いので、噛むと直線的にひび割れていきます。それも、予想だにしなかった方向へ亀裂が入っていったりして、慌てることになります。
しかも、中のたこ焼き、店のおじさんが押し潰してくれているとはいえ、もとが大きいのでかなりの厚みがあります。だから端の方を両手で押さえると、上下のせんべいは平行にはならず、カスタネットでピンポン玉を挟んだような状態になってしまうのです。
この35度の角度で開いたせんべいが曲者ですよ。
さあ、大きく口を開けてください。そして一口めを噛んでみてください。
どうです、食べにくいでしょ。予想に反してせんべいには3本もの亀裂が入り、3つの部分に分かれたりするのですから。
一方、たこ焼きの方は、固い上下のせんべいに押し潰され、クリーミーな中身がドロリと出てきて、割れたせんべいに気を取られていたりすると、あっという間にそれがせんべいから流れ出し指がドロドロの状態なんてことになるから、充分気をつけなければいけません。
結論。やっぱりたこ焼きは、たこ焼きとして食べるのがいいようです。
写真、おいしそうですねえ・・・。
小公園にタコ焼き屋かあ・・・。
ワタクシには夏休みのラジオ体操の会場というイメージしかなくて(笑)。
小公園の隣にたしか、山下町自治会館があって、そこにおみこしが眠っていると思うのですが、ワタクシが若かりし頃、中華街本通りを担いで歩いたあのおみこし、まだ担がれることなんてあるんだろうか???
当時の小学生男子は、中華学院の獅子舞と同じ経路を担ぎました。
料理店の方々が担ぐ小学生に水ぶっかけてくれたことを今でも思い出します。
脱線してメンゴですが、近くに行ったら立ち寄ってみます。
ネギたこ、食べてみてください。