cobady的創作生活

オリジナルで製作したテディベア(ぬいぐるみ)と
教室で誕生した生徒さんの作品をご紹介しています。

屋久島 その2

2007-10-15 09:21:57 | 旅行

10月13日(土)晴のち曇のち雨

屋久島というところは「ひと月に35日雨が降る」と言われるぐらいによく雨が降るらしいです。

幸いこの日の雨は午後遅くから降り始めたので、何とか晴れた森をトレッキングすることが出来ました。

健脚の父と兄は4時起きで縄文杉へ。

運動不足組の母・妹・夫・私の4人は7時起きで白谷雲水峡へ向かいました。

往復5時間の白谷コースは、雨さえ降らなければ足場も良く、森の美しさを存分に味わえます。

岩にも木にもびっしりと苔が生い茂るこの森は、一面緑の森。

沢沿いに登って行くので、終始聞こえる水音が心地よい。

生えている木もほとんどが常緑樹なので、冬、雪が積もると白と緑の世界になるそうです。

小さな白いつぶつぶが苔の胞子。

見たことのない種類の苔がたくさん生えていました。

朽ち果てたり芽生えたり。「森は生きている」の縮図を見ることが出来ます。

 ←大きく立派な杉の木も見どころ。

樹齢1000年を超える古木を「屋久杉」と呼ぶそうです。

ヤクシカ発見。親子連れのヤクシカに何度か遭遇しました。

小ぶりでかわいらしい顔をしています。

そしてこれが、「もののけ姫の森」と呼ばれているスポット。

ちょうど木漏れ日が差してきて、本当に神秘的な光景でした。

「太鼓岩」という崖から突き出している大きな岩がゴール。

残念ながらこの辺りで天気が怪しくなり始め、ほとんど視界が霧に覆われてしまいました。

時々風で霧が流れて山々が姿を現します。

標高1080メートルの断崖絶壁は足がすくみました。

ガイドブックには「険しい登山道」、「途中でザックを置いて行った方が」などと書いてあったので行く前はかなりびびっていたのですが、たいしたことはありません。

登山したことのない人でも楽に登れます。

ま、運動不足の代償として筋肉痛は襲ってくるわけですが。

下る途中で雨が降り始め、レンタルの雨具を着ての下山。

「晴れていても絶対に雨具は必要」っていうのは本当です。

ゆっくりとお風呂につかって2日目終了。

 

コメント (4)
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