出産までの「私事」第2回。
今日は妊娠中のことを書きます。
妊娠が判ってからさらにまた色んなことがあったのだけど、
その時に私を支えて助けてくれたのはいつもお腹の中の赤ちゃんでした。
何もかももうダメ!!っていう時でも、赤ちゃんのことを思うと大丈夫、まだいけるって思えた。
この子のために頑張ろうって思えた。
胎教に良くないとわかっていながら、この頃の私はよく泣いていました。
そして私が泣くたびに、お腹の中で彼女は動きました。
「ここにいるよ。もうすぐ逢えるよ。」
私には彼女がそんなふうに言ってくれているように思えたのでした。
定期健診で2度、赤ちゃんが逆子になってると言われたことがありました。
まだ流動的な時期だったからそれほど心配はしていなかったけれど、
検診後の夜、お腹をさすりながら赤ちゃんに話しかけました。
「頭が下よ~。くるっと回ってごらん。」
その夜、彼女がお腹の中で大きく動くのがわかりました。
そしてもちろん次の検診では逆子は直っていました。
私と赤ちゃんはちゃんと通じ合っている!!
その確信は、次第に私を安定させていったように思います。
つわりはしんどかったし、後期になるとお腹が苦しくて眠れなかったし、
正直「妊娠」自体はそれほど楽しいものではなかったけれど、
だからこそ、お腹の中にいた彼女に逢えた瞬間の喜びは大きかった。
今、どっぷりと幸せにひたっています
さて、次回はいよいよ出産当日のことを書きます。