皆さんこんにちは! CODE BIKE 店長の野崎です。
今日は久し振りに、大人げなく「カチン!」と来たので
書かせて頂きます。
その方は、店に来るなり
「すみません!」
「サドルの所のネジが緩んだので
6角レンチ貸して下さい。」
うちで購入した自転車や日頃から御ひいきにして下さって居る
お客様なら判りますが、入って来るなり工具を貸して欲しいは
有り得ないです。 誰おまえ?ですよ(笑)
なので「当店では工具の貸し出しはして居りません。」
「済みませんね」と言うと
その方は一瞬面喰った顔をした後、不服そうに声を荒げて
「何で貸せないんですか? 6角レンチくらい」と仰るので
仕方なくその方に説明して上げました。
「あなたは床屋さんへ行って、前髪が少し長いので
切りたいからハサミを貸して下さいって言います?」と
逆に聞き返して上げると、やっとご自身が言った言葉の意味が理解
出来た様でしたが、最後は渋々と言った形で帰って行かれました。
このブログを読んで下さっている方の中でも色々ご意見は有ると
思いますが、CODE BIKEでは基本的には工具は貸しません!
どうぞご理解下さい。
スタッフさんやお店の方と信頼関係が出来て居れば別ですが
始めて入ったお店や、急なトラブルで立ち寄ったお店で
行き成りこのフレーズはアウトです!
何が悪いのか?って
第1に技術を売って対価を得ている者に対して
お金を支払う姿勢が感じられない事
第2に、たかが工具位いいだろうと言う図々し意図が感じられる事
この2点です。
この方が、「作業費をお支払するので、締めつけて貰えますか?」
と言って来たなら、当然【お客様】として最善を尽くして作業します。
もっと言っちゃうと「ネジを締めただけだからサービスでいいよ」で
終わるんです。
皆さんの中で、ハンドツールをご使用になられるお仕事をされて居る方へ
特に伺いたいのですが
ご自身が愛用されている道具や工具を他人に貸しますか?
貸して貰える、もしくは貸し出せると言う事は、相手の方が
その道具の使い方を熟知し、キチンと道具を使いこなす事が出来る
【道具を壊さない】と言う信用が有るから貸し出せるのですよね?
以前、お客様へ8mmの6角レンチを貸し出した所
ペダルを外そうとしてた所、レンチが抜けおち
6角レンチの角が舐めてしまい工具を壊されてしまった事が有りました…
銀色の方が正規の状態で
赤い方の6角レンチは角が舐めて形が崩れています。
こうなると大きな力を掛ける事が出来なくなります…
CODE BIKEでは大切なお客様の自転車を整備する際
細心の注意を払い整備や組み付けを行っております。
その為、工具も一般の方が使う物とは違う、非常に信頼性の
高い高価な工具を使用し整備にあたって居ります。
それでもこう行ったトラブルは避けられない物です。
技術を振るうのに必要で、それが無ければ仕事が出来ない
仕事が出来ないと言う事は、お金が稼げない上に信用も無くします。
そんな道具や工具を、「はいど~ぞ!」とは貸せないんです。
なので「たかが6角レンチくらい良いだろう」なんて
決して思わないで頂きたいです。
本当にこれが無きゃ 自転車の整備出来ませんので
参考紹介 店長野崎のめいんつーる
6角レンチ= PB SWISS TOOL ×2Set
T字レンチ= HAZET & Beta
ラチェット= Snap On3/8 / Bit= HAZET
ドライバー= Snap On & PB SWISS TOOL
ちょっとググれば、どの位信用出来る工具か判りますよ!(笑)
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