皆さんこんにちは! 先日もちょと書きましたが、プラモデルを買うか
迷っている店長のNです。
今日はまじめに自転車について書きます。その1回目はズバリ
『 チェーン 』 です!
皆さんもよく「チェーンが延びて外れ易くなってしまった」何て話聞いた事
有りますよねぇ? では、なぜ金属で出来て居るはずの『チェーン』が延びる
のか不思議ですよねぇ? なのでその辺の所から話して行きましょう!
右の写真をご覧下さい!
これ何だかお分かりになりますかぁ?
そうです今回の主役の『チェーン』です。
短くしてあるので分かり難いですね (笑) 写真の長さで1コマと数えます
が、この小さな金属のカタマリが沢山繋がって(100個以上)1台分の
長さに為ります。 では何故金属製のチェーンが延びるのかぁ? もう一
度、写真を良くご覧に為って頂くとそこに答えが出ています。
写真のチェーンで1コマですが、1コマのチェーンに左の穴が1つ目、真ん中
に丸いのが2つ目、右の棒状の飛び出ているピンで3つ目に為りますが、
1コマに3箇所穴が開いて降り、そこに金属製のピンが圧入
(圧力を掛けて差し込んであります。)され繋がっています。
(分かりますかねぇ?うまく説明出来なくてすみません…)
この写真は更に、細かく分解した
チェーンの写真です。外側のヒョウタン
型したプレートの内側に
スリーブと呼ばれるドーナツ状のリングが2つ在るのが確認出来ますねぇ
写真の様な構造をしている為、ある程度使用(自転車に乗ると)各部品を
繋ぐピンと、ピンを支える為のスリーブが磨り減ってしまい、1つで0.1~
0.5mm単位でしょうが100個以上繋がって構成されるチェーンで
「あっ」と言う間に5mm程度長く為ってしまいます。これがチェーンが
延びると結われる現象の正体です。正確には、延びているのでは無く
ガタが大きく(隙間が大きく)為って延びている様に見えている訳ですね
余談ですが、ビーチクルーザーでコースターブレーキ(足で掛けるタイプ)が
付いている自転車は、前進時だけでなくブレーキを掛けた時にもチェーンに
負荷が掛かるので、更にチェーンが延びるサイクルが早くなります。
左の写真はチェーンを横方向に曲げて見た所の
写真です。上が使い困れたチェーン、下が新品の
チェーンです。立て方向に延びるだけでは無く
横方向にも曲がり具合が大きくなります。
こうなるとペダルを漕いだ力も100%車輪に伝わらないですし、ギヤの付い
た自転車では変速し難くなります。
難しい話に為ってしまいましたが、自転車を構成する部品は長いサイクル
で考えると以外に消耗部品になる物が多いと言う事でもあります。
1年に1度位はチェーンの張り調整を行ってあげれば快調に乗る事
が出来るはずです。「チェーンが駄目だから買い換える」何て事は
言わないで下さいねぇ 「もったいないですから!」 直して乗れる
物は直した方がエコロジーです。
如いては、地球の為にもきっとなるはずですからねぇ! ではでは