皆さんこんにちは 店長のNです。
今日は久しぶりにお客様のレアな自転車をご紹介します。
MOERWOODに心底惚れこんでしまった、ハンドルネーム下り龍さんの自転車をご紹介
します。
メーカー MOERWOOD社 (モアウッド)
フレーム ENZA (エンザ)
MOERWOODは南アフリカのブランドで
2009年ワールドカップ・ダウンヒルより
オーストラリアのトップ・ダウンヒラー
『Nathan Rennie ネーザン・レニー』選手
と共にワールドカップに参戦する
ブランドです。
数少ない部品構成ゆえの整備性の良さと、シングルピボットに拘ったグラビティー
ブランドで、2008年にはアメリカ&カナダのナショナルチャンピョンにも輝いています。
(詳しくはBicycle Club 6月号 That's Real MTBのコーナーをご覧下さい。)
そんなDHバイク全開のラインナップ中、紅一点(下り龍さん曰く、女性何だそうです)
ハードテールのENZAはとても目を引くバイクで、当初はわたくしが自分んで乗ろうかと
思って仕入れましたが、下り龍さんに見染められフレーム組をして嫁ぐ事に為りました。
このターコイズカラーのフレームは日本限定オダーカラー仕様で、日本国内に2本だけ
存在する内の1本!激レア! 海外のディラーさんがカラーオーダーで発注しない限り
存在しないカラーのフレームです。 奇麗なんですよ 笑
(国内正規輸入代理店Yurisさんの話では、2度とこのカラーは造らない!そうです。)
最近では珍しい角断面のダウンチューブやチェーンステーは、今見ると逆に斬新に
見え、昔一世を風靡したFOSE・ZIGZAGやOrange・Msisleなどのフレームに共通する
『無骨なカッコ良さ』を感じます。 今でもこの2台はほしぃ~
フレーム本体の溶接や塗装もとても綺麗で、ゆがみ何てあり得ない感じです。
ヘッドやBB周りも出荷前に切削されて居るらしく、一様BBだけはさらいましたが、全然
問題無しの優等生!
組み上がった処でテストライドさせて頂いた印象は、硬いけど見た目よりマイルド?!
ダートジャンプでゲシッてライン外しても、自転車がどうにか真っすぐ抜けさせてくれそう
な安心感を感じました。 最近のプレイバイクってピーキーなのが多いのに珍しい感じが
しました。裏を返すとあまり乗り手を選ばず、レベルに合った楽しみ方が出来る自転車
なのかなと言った処ですかねぇ 笑 あくまで私の印象ですがねぇ
それにしても、久しぶりのMTBのフレーム組で楽しかったです。 ありがとう下り龍さん!