皆さんこんにちは 店長のNです。
先日HAMAXやTOPEAK等の後にお子さんを乗せる為の椅子に関する事を
2回に分けて書かせて頂きました。その記事を書いていて、もう1つ書かねば行けない
事が有るのに気が付来ましたので今日はその事に付いて書きますねぇ!
それはスタンドとギヤとの相性に付いてです。
気に入った自転車が見付かり、子供台の取り付けも問題ないと為りました。
しかし、スタンドが1本足の物しか取り付けが出来ないとか、ギヤ付きの物が選べない?
とか経験した方いらっしゃいませんかぁ?
「そうなんです!」実は何でもかんでも取り付けや選択が出来る訳では無いのです!
自転車や、それ以外の色々の物には『規格』と言う1つのルールが存在します。これはPC
で言うならばウィンドーズ見たいな物で、規格が統一されて居るから『互換性』と言う
物が生まれる訳です。
スタンドとギヤもそうです。左の写真は一般的な
ギヤ無しママチャリのスタンドです。良く見かけ
ますねぇ
右に写真は『内装3段ギヤ』と呼ばれるギヤ付きの自転車です。どちらの自転車
も付いているスタンドも同じ物で、両立てスタンドと呼ばれる比較的安定感の
あるスタンドでお子さん乗せを取り付けた自転車の場合、使用率の高いスタンドです。
これは、規格が統一されているので同じスタンドが使用出来る訳ですねぇ。
では、どんな自転車だと安定性の高い両立てスタンドが使えないかぁ?と言うと
写真左の様な『外装6~9段ギヤ』やビーチ
クルーザーの様にエンドと呼ばれるフレームの
1番後の部分が特殊な形状
をした自転車は取り付けが出来ません! 一部販売時から両立てスタンドが標準で
装着されている自転車もある様ですが、補修、改良用の部品として『外装式ギヤ用
のスタンド』は販売がされて居ません(私も色々声を掛けて生産の多い台湾や中国
でも探しているのですが今の所見付かりません… 残念)
上記した様な自転車の場合、センタースタンドと言うスタンドの装着も考慮出来ますが
それも自転車に寄っては出来ないケースも有ります。
写真左の様に初めから取り付け様の台座
があればOKですが、右の写真の様に
取り付けスペースが無かったり
(取り付けには5~6cm程度の隙間が必要)後のギヤを動かす為のワイヤー
が車体の下を通って居ると取り付け出来ません。
以前もご紹介しましたが、仮に装着が出来たとしても、
センタースタンドの場合。名前通り、車体の真ん中辺りに
スタンドが取り付く為、お子さんを後に乗せると必ず
自転車がシーソー状態となり前輪が浮き上がります。 仕方ありませんねぇ…
非常に難しいですねぇ… 自転車、子供台、ギヤ、スタンド、安全性、スタイル
ご予算 と色々ある全ての事を考慮しなければ行けない訳です。
はっきり言って「何処を重視し、何処を妥協するのかぁ?」は、お客様一人一人の価値観
の問題に為ってしまいます。 絶対と言う選択はありません
ですが、わたくしNから1つだけ守って頂きたい事が有ります。
それは当たり前の事ですが安全性です。最低でもヘルメットを被って頂く!今や当たり前
の事と為っています。先日当店を訪れたお客様のご友人のお子さんは自転車の後に
乗ったまま自転車が転等し、頭蓋骨陥没と診断され入院されているそうです。
まだ頭が重いお子さんが、130cm位の高さから受身も取らず地面に
倒れる事となる訳です。大人でも怪我をしてしまうでしょう
どうか、安全性を軽視する事だけはやめて下さい!宜しくお願い致します。
PS、怪我をしてしまったお子さんの出来るだけ早い回復を心より祈って降ります。
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