最近店の中を模様替えして少し気分転換した店長Nです。
この前空気入れのお話を書いた所大変好評だったので
今日は自転車の注油に関する事を書きますねぇ
よく、「ブレーキが音がするから油を注して」と来られるお客様がいらっしゃ
います。ブレーキに油を注すと更に音が大きくなり、止まらなくなります。
鳴くのは後ブレーキが多いのですが、後ブレーキは何種類か機構の違うも
のがあり、鳴くのは“バンドカバー”と言うブレーキです。このブレーキは鳴き
だすとまず、音鳴りを消すことはできません。鳴き難いブレーキ“サーボカバ
ー”といったブレーキに交換すると良いと思います。価格はお店によって違
いがありますが、3~4千円台で交換できます。
、車輪の軸に
油を注してこられる方がいますが誤りです。ペダルの軸、クランクの軸、軸
の分は絶対注油禁止です。軸の部分にはベアリング(鋼球)というものが
入っていて、回転するときの摩擦を押さえるためにグリス(粘着性の油)が
入っています。このグリスに油を注しますと、油同士仲良しですのでグリス
と溶け合い流れ出してしまいます。長い間にはグリス分が無くなってベアリ
ングと軸受けが磨耗して故障の原因になります。
注油は少量を定期的にチェン、カシメ部、金属が直に擦れるところ、ブレー
キワイヤーの付け根(ブレーキレバーのところ)、スタンド、ベルの内部等に
注してください。多すぎますと、後日砂やごみが付着して磨耗の原因になり
ますよぉ
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