CODE BIKE

茅ケ崎市で自転車販売、修理を行う≪CODE BIKE≫のブログです。

自転車で注油しちゃ駄目な所

2006年11月28日 | WORKS

 最近店の中を模様替えして少し気分転換した店長Nです。

この前空気入れのお話を書いた所大変好評だったので

今日は自転車の注油に関する事を書きますねぇ

よく、「ブレーキが音がするから油を注して」と来られるお客様がいらっしゃ

います。ブレーキに油を注すと更に音が大きくなり、止まらなくなります。

鳴くのは後ブレーキが多いのですが、後ブレーキは何種類か機構の違うも

のがあり、鳴くのは“バンドカバー”と言うブレーキです。このブレーキは鳴き

だすとまず、音鳴りを消すことはできません。鳴き難いブレーキ“サーボカバ

ー”といったブレーキに交換すると良いと思います。価格はお店によって違

いがありますが、3~4千円台で交換できます。

Dscf0862 この他、油を注してはいけないところは、回転する部分。よく

、車輪の軸に

油を注してこられる方がいますが誤りです。ペダルの軸、クランクの軸、軸

の分は絶対注油禁止です。軸の部分にはベアリング(鋼球)というものが

入っていて、回転するときの摩擦を押さえるためにグリス(粘着性の油)が

入っています。このグリスに油を注しますと、油同士仲良しですのでグリス

と溶け合い流れ出してしまいます。長い間にはグリス分が無くなってベアリ

ングと軸受けが磨耗して故障の原因になります。

注油は少量を定期的にチェン、カシメ部、金属が直に擦れるところ、ブレー

キワイヤーの付け根(ブレーキレバーのところ)、スタンド、ベルの内部等に

注してください。多すぎますと、後日砂やごみが付着して磨耗の原因になり

ますよぉ


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