りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

「お正月」は3回 (≧∇≦)b

2024-02-05 05:56:42 |  日 記 
「お正月」は3回やってくる、という話を聞く。
ふむ(*‘ω‘ *)
3回もあるのかぁ(*‘ω‘ *)
1月1日。
それから昨日の立春。
そして旧暦のお正月。
1年の最初の1日をそれぞれ表していることに違いないのだが、その最初の1日が3回あるとあらためて言われると、どういうわけか、いまさらながらに驚いてしまう(*‘ω‘ *)
それぞれについては知っている。にも関わらず。
ま、言い方の問題、表現の仕方の問題なのかも知れんけど(^ω^ゞ
いろいろあり過ぎて、あっという間に1月が過ぎてしまったように感じるのだが、一方でまだ「お正月」は終わっていない、と言われると、それもそうかもなと(^o^;)
年はゆっくりと明けていくものなんだろうなと(*´ω`*)♪

「お正月」は3回やってくる。
この話を聞いた時、僕は「三相交流」のような「多相システム」をチラッと思い浮かべた。
「暦」を正確に表現しているとはとても言えないのだけど、複数の「暦」システムが同時に走る状況をモデル化するには、案外、このチラッと思いついたことのほうが、説明しやすいのではないかと(*‘ω‘ *)

現行のグレゴリオ暦が日本に導入されたのは明治も始まったばかりの頃。なので、この「三相交流」的カタチになって150年ほど。長いと言えば長いのだが、日本の歴史の上では、短いと言い切れる時間。
グレゴリオ暦導入以前には、別種の複雑な「暦」の体系があったりするので、それをわかったようにまとめることは、僕にはちょっとできない(^o^;)
グレゴリオ暦は支配の象徴の意味合いがあることは否めない。グローバリズムのシステムを象徴する。。。というよりも、それを体現する「暦」。
意識しようと、しまいとに関わらず、誰もがそこに関わりを持ってしまう。理解無理解に関わらず、その日1日を生きていく。「暦」が意味するところを十全に知るわけではなくても、僕らは知らずにその上に乗っている。あるいは乗っけられている。
そうした空気というか、地平というべき場としての「暦」が、およそひとつで足りるのだろうか?
いいえ、足りません!というのが、長く日本の風土に根ざした生活様式に、そもそもあらわれているのではないか?
僕なりにではあるが、これまでの生活実感として、そう思うのだ。
少なくとも日本においては、グレゴリオ暦導入以前から、複数の「暦」の感覚が無意識レベルで根づいていることは確かなように思える。
グローバリズム云々に関係なく、最初から、多相システムがあたりまえの国。

現代日本において、グレゴリオ暦は「新しい」というわけでもない。150年続いてしまったことで、むしろそれしか知らないという人々が圧倒的多数を占めるであろうし、僕にしたって、少なくとも学生時代まではそうだった。そうでありながら、歳時記的季節感が今なおリアルな日本において、古くからの生活リズムは消え去ることはなかった。いや、それを捨て去ろうとするあれこれをくぐり抜けて、令和の時代に来て見直されつつあるような雰囲気を強く感じる。
むしろ、この古くから続いてきた「暦」の感覚が、現代をとてつもない強さで支えているようにさえ感じる。

すでにみんな忘れてちゃってると思うのだけど、つい最近のこと。「新しい生活様式」なる言葉をメディアがやたらと繰り出すのを見て、この臆面もない白々しさに僕は呆れていた。
メディアが繰り出す「新しさ」は、実際のところ新しくもなんともなかった。むしろ、この「白々しさ」は過去に何度か繰り返されている。少なくとも「新しい生活様式」に相当するような「新生活体制」というプロパガンダを、戦前の近衛内閣が大々的に打ち出したことがある。ほとんど「世界大戦」のフラグのようなものである。

が、そのことは置いておいて。
「新しい生活様式」なる言葉が最初から虚しいものに聞こえてしまったのには、僕の個人的な拒絶などでは全然なくて、全く別の、別種の日本的な理由があったように思う。先行する日本の文化的な多様性が、あまりにも繊細かつ複雑でありながら、実は人々の生活に深く根ざしているものであったからじゃないか?
「新しさ」の暴力的なシンプルさは、あまりにも「目的」がはっきりし過ぎていて、怪しさを隠すこともなかったわけだが、そのあからさまなシンプルさを、多様多彩をもって自然とする感性があっさりとスルーしてしまったのは、至極当然のことに思える。あるいは、あっさりと包摂してしまったとか?

話がちょっと逸れた(^ω^ゞ
あからさまな「新しさ」に比して、古い「暦」の圧倒的な強度、このことを言いたかっただけなんですけどね(^ω^ゞ
というわけで(*^ω^)b
立春朝搾りのおいしいお酒で立春をお祝いしたわけなのだけど、次なる「お正月」はすぐにやってくる。
3回目の「お正月」の過ごし方を、わたくしとしては、たいへん真剣に考えているであります(≧∇≦)b



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