りゅういちの心象風景現像所

これでもきままな日記のつもり

明るく霞む(4)

2020-08-12 23:18:53 |  日 記 
洒水の滝の空気は気持ちよいし、コーヒーはおいしいし。
あっという間に二時間ほど過ぎてしまった。
ま、話がその程度で尽きるはずもない。
さっちゃんなんて、「Sくんのお嫁さんはどんなかたなの?」って、
すごい気になるみたいだし(^_^ゞ
写真見せてもらって、盛り上がってる(^_^ゞ
「相談事」というのはあったとしても、
それとは別に話したいことならいろいろある様子。

ずっとここで話していてもよかったんだけど、
せっかくドライブに来たのだから、少しは走ってみようか?
ということで、足柄峠まで足をのばしてみることにした。

さっき流れでチラッと古事記のことなんか話したりもしたので。
足柄の坂はすぐそこにある。
入籍、結婚を控えた若者に、東(あずま)の語源のひとつを
お伝えするのによいチャンス。

足柄の坂でのヤマトタケルの話は、古事記の中では
あまりに知られていて、特に人に話すなんて機会はなかったのだけど、
東(あずま)が、吾が妻、という意味を持つことを
Sくんにお伝えするのは、今日に与えられた僕のミッションなのでは?

あいかわらず、暑く、明るく真っ白な空。
富士山はおろか、箱根の山々も見えないし、
麓の方も明るすぎる霞に呑み込まれている。

「でも、風が気持ちいいですね♪」

うん。ホントだ。

標高750mほどの足柄峠だけど、吹き抜ける風は涼しい。

「今度は彼女。。。じゃなくて、妻を連れてきてもよいですか?」

Sくんがあらたまって言う。
もちろん!
と、僕よりも前にさっちゃんが返事をしたのには
ちょっと驚きました。
さっちゃん、相当楽しみにしてるようですな♪
もちろん、大歓迎。

でも、せっかくおいでいただくのなら、
もう少し、涼しくなってからにしてね。
こう暑すぎると、おもてなしするにも、
思ってたことの半分もできやしないので。

「でも、お話しできるだけで、十分なんですけど。」

ま、その時にはその時にふさわしい思いつきが
降ってきてくれると思うよ♪


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