おいしい水計画♪

先だって汲み上げた「洒水の滝の水」はすべて使い果たした。
ご飯は炊き上がりからして違っていて、
味はもちろんなんだが、見た目からして粒立ちが違っている。
「こんなに違うものなの？」と、さっちゃんが驚くほど。
「そうでしょ～♪」と知ったかぶりしてる僕にしても、
ここまで違うものなのか？と正直、驚いている。

自分が少年時代を過ごした、懐かしい町の懐かしい滝。
そこの水は密かな自慢で、こういうことは
あたりまえに知っていたつもりでいたわけだけど、
三日目、四日目と味わい続けているうちに、
知っていてやり過ごしていた大切なことが身に沁みてくる。
実家にいた頃だって、滝の水で毎日のご飯を炊く
なんてことはしたことがない。
たった四日ほどではあるけれど、
四日続けてしまったことで、これをもとに戻すなんてこと、
したくないな～って思ってしまって。。。

けれども現実的にはすごくむずかしい。
水の話なので、なくなってしまえば、
もとのように浄水するなり、買ってくるなり
をしなくてはならないわけだけど。。。

毎日って考えると、それはとてもむずかしいし、
なんか要らない悲愴感が出てきてしまいそう。
楽しくなくなってしまったら、やる意味がない。
出かけたついでに水汲みっていうのは、
そんなに高いハードルではないよね。。。
そう思い直した。

おいしい水は、別に洒水の滝ばかりじゃないし、
この際、いろいろ探してみるのもよいかもな～♪

そう考えると、僕の頭のなかにある地図に、
別種のレイヤーが拡がる。

その地図をできるだけ拡げてみないか？

うん。これなら楽しみ♪