今日は久しぶりに悪友・泉とデート♪
ホント久しぶりよねぇ。二人で遊ぶの。
時が戻るね。高校時代に。
下北沢まで劇団 土下座(いつ聞いてもいい名前だ。)の太朗くんのお芝居を観に。
『言葉~アイヒマンを捕らえた男』
第二次世界大戦のアイヒマン事件を舞台化したもの。
あたしはアイヒマン事件の事は詳しく知らなくって、数日前家に届いたフライヤーであらすじを読み、「大丈夫かな?難しそうだな。理解出来るかな?」と不安にもなっていたんだけど、とっても解りやすい舞台で、重たい事件なのに笑えるシーンなんかもあったりして、でも主題の重さや演技の迫力もあってメリハリのある凄くいい舞台でした。
さて、タイトルにもある『言葉』ですが、今回凄い考えさせられちゃってね。
ピーターの恋人ギラが「愛している」の言葉をピーターに求めるんだけどピーターはそれを言ってくれない。
ただ一言「愛している」と言ってくれれば、その言葉だけでギラは満足なのに。
ピーターは「好き」とは言うけど「愛している」とは決して言わない。
好きなんだからそれでいいじゃないかと。そんなにその言葉が重要なのかと。
結局ギラは言葉を貰えずピーターと別れる。
遠藤周作の代表作『沈黙』で主人公がどんなに辛い思いをしても、どんなに祈っても、神は常に『沈黙』だった。
そのことに主人公は余計悩み苦しみ葛藤する。
でも、神はただ「沈黙」していたわけではない。
黙って一緒に苦しんでいたんだ。
黙っていることの方がどんなに辛く、苦しいか。
でも相手は神ではなく人間。
同じ人間なんだ。
たった一言で救われるとゆーのに言ってもらえない苦しさ。
言葉の重みを解ってか、恋人の求めるたった一言を言わないでいる辛さ。
あたしはどうだろう?
やっぱり言葉が欲しいかな?
少しは強くなったし、信じている物があれば、言葉に頼らなくとも生きていける。
でもやっぱりたった一言の『言葉』があるだけで、より安心感や確信を持てるのも事実。勿論その逆もあるけど。
仕事・友達・恋愛イロイロあるけど、自分が一人で辛い時、一人で乗り切らなきゃイケナイ時、大事な人からの『言葉』があれば、その『言葉』を思い出して乗り越えられるかもしれない。
『言葉』のおかげで病気を克服出来たなんて話しもよく聞くし。
『言霊』なんてのもある。
『言葉』は場合によって、それ以上の力を人間にもたらす。
もっと自分が発言する言葉も他人から受け取った言葉も大切に。考えて生きていかなきゃなぁと改めて思いました。
あ、今日また
RNAでお洋服買いました。タンクトップ。古着加工がええ感じで即買い。
シャツも欲しいなぁ。
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