じりじりと刺すような陽ざしはすっかり春ですが
今日の南西からの風は冷たくて、しかも吹き飛ばされそうなほどの強風でした。
今日は春一番でしょうか?
さて、消毒や農薬を使わずにバラを育てていましたら、
いつの間にか、庭は虫の王国になっていて、
虫がたくさんいる中でバラはそれなりに咲いています。
虫については、いろいろな目的や立場から、グループ分けした虫の呼び名がありますよね。
益虫とか害虫とか・・・このような分け方がありますけど・・・
私の庭では、益虫や害虫という言葉は使いません。
益虫は肉食昆虫と呼び、害虫は草食昆虫と呼びます。
今の寒い時に、庭で作業していると、テントウムシがたくさん出てきます。
テントウムシはアブラムシをたべますから肉食昆虫です。
テントウムシは頼りになりますよ~
助けられています。
そして、ツマグロオオヨコバイという草食昆虫も今、顔を見せます。越冬昆虫です。
ツマグロオオヨコバイは草食昆虫ですから、バラの葉などにいたずらしますね・・・
困ったちゃんなのです。
でも、捕殺するほどのことでもないし・・・
バラは葉っぱが少しくらい痛めつけられても、ちゃんと花を咲かせる強さがありますから、
まあ、大丈夫ですけど、
葉が汚れた感じがして、見た目きれいではありません。
草食昆虫は、概して、目が大きくて可愛くて愛嬌があり、こちらの様子をうかがっています。
性格は穏やかなので、写真は撮りやすいですね。
草食昆虫は、草花にいたずらしますから
バラ育てをしていると、厄介な存在ではあります・・・
一方、肉食昆虫は、カマキリを例にすればわかりやすいと思いますけど
目が鋭くて、攻撃的ですね。
困ったちゃんたちを食べてくれますから
バラ育てをしていると、頼りになる相棒ではありますよ~
庭では、草食昆虫と肉食昆虫が入り乱れて棲んでいます。
寒いときには虫の姿は限られていますが、
3月4月になると、たくさんの虫たちが現れ、
虫たちのストーリーが庭で展開していき、
7月、8月になると、そのストーリーは佳境に入りますよ~
残念ながら、いつもハッピーエンディングとはいきませんけどね・・・
一番の楽しみはもちろん5月のバラの開花ですが、
それと同時に虫たちのことも同じくらい気にかかるのですよ。
虫たちのいつものメンバーが今年も揃うかしら・・・とか
今年はどの程度、バラに悪さをするつもり?・・・とか
バラは、虫に強く病気にもなりにくい強健種とか
虫に悪さをされると咲くのが遅れる弱いタイプとか、いろいろありますから
弱いタイプにはちょっと手助けすることもあります。
でも・・・不思議といつも、どうにか上手くいっているのですよね~
5月になるとバラはほどほどに咲いてくれます~
虫たちは、食べたり食べられたりの食物連鎖が出来上がっているようで
虫の数は一定数のように見えるのですよ~
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