石田衣良さんの池袋ウエストゲートパークシリーズのおかげか,最近若い人の間でクラシックファンが増えているそうです.
クラシック音楽を好きになるきっかけってどんなものなんでしょうか?もちろん人によって違うのかもしれませんが...
年配のクラシックファンは,偶然,気にいった好きな曲があって,それがたまたまクラシックで,同じ作曲家の別の曲も聴きたくなって,CD探して,それも気に入って,次も....で,気が付いたらすっかりクラシックファンになってた,っていうのが多いのではないでしょうか?私もそうなので.
若い人の場合,石田氏の本の影響もあるでしょうし,高島ちさこさん,千住真理子さんなど,素敵なおねえさまにあこがれてクラシックを好きになった,とかいう,けしからぬ男性ファンもいるかもしれません.
でも恋心と音楽って切り離せない関係にあるのだから,意外に正しい入り方かも.
上記のお二人は私も別の意味でとてもファンですが,そのいきさつは,また日を改めて.
オーケストラ曲ではチャイコフスキーの「悲愴」,いや正確に言うと悲愴のLPレコード(死語かな?)におまけで入っていた「スラブ行進曲」がMy first CLASSIC なんです.
で,きっかけは,高校の音楽の先生の宿題なんですよ.次の授業で,リコーダーと打楽器の合奏をやるからスラブ行進曲を聴いて来いっていう宿題.
それで,仕方なくレコード買って聴いたら,これが,はまってしまいました.チャイコフスキーの愛国心というか祖国に対する熱い思いがビンビン伝わって来て,なぜか,惚れ込んじゃったんですね.繰り返し聞いていました.
そのついでに,といっては申し訳ないですが,悲愴も好きになったわけです.
ピアノ曲では,ベートーベンの,偶然同じ名前ですが,ピアノソナタの「悲愴」です.
こっちはFMで流れていました.レーモンルフェーブルが彼のオーケストラ用にアレンジしたオケ版の演奏ですが,これも,まさにしびれてしまいました.レーモンルフェーブルといえば「シバの女王」が有名ですが,多くのクラシック曲をイージーリスニングに編曲してアルバムをリリースしています.
その後は,レコード屋さんに行っても何を買っていいか分からなくて,「タイトル」つきの曲ばかり買って聴いていたような気がします.
そのうち,なんかのきっかけで(多分FMで聞いたのかな?),表題の曲を聴いて,いっぺんで気に入ってしまったわけです.実はその時はクラシックとは思いませんでしたね.映画音楽か,イージーリスニングだと思ったくらいです.あとで,実際,「恋人たち」とかいう映画にも使われたと知り,納得しました.
好きな人への想い,希望と絶望の間で揺れ動く気持ち,激情のあとの静かな諦めの気持ち,これらが変奏曲として,次々に現れてきます.そんな心の動きを,この曲を聴くたびに思います.
いろんなCDが出ていますが,私はアマデウス弦楽四重奏団(プラスα)の演奏がお気に入りです.
クラシック音楽を好きになるきっかけってどんなものなんでしょうか?もちろん人によって違うのかもしれませんが...
年配のクラシックファンは,偶然,気にいった好きな曲があって,それがたまたまクラシックで,同じ作曲家の別の曲も聴きたくなって,CD探して,それも気に入って,次も....で,気が付いたらすっかりクラシックファンになってた,っていうのが多いのではないでしょうか?私もそうなので.
若い人の場合,石田氏の本の影響もあるでしょうし,高島ちさこさん,千住真理子さんなど,素敵なおねえさまにあこがれてクラシックを好きになった,とかいう,けしからぬ男性ファンもいるかもしれません.
でも恋心と音楽って切り離せない関係にあるのだから,意外に正しい入り方かも.
上記のお二人は私も別の意味でとてもファンですが,そのいきさつは,また日を改めて.
オーケストラ曲ではチャイコフスキーの「悲愴」,いや正確に言うと悲愴のLPレコード(死語かな?)におまけで入っていた「スラブ行進曲」がMy first CLASSIC なんです.
で,きっかけは,高校の音楽の先生の宿題なんですよ.次の授業で,リコーダーと打楽器の合奏をやるからスラブ行進曲を聴いて来いっていう宿題.
それで,仕方なくレコード買って聴いたら,これが,はまってしまいました.チャイコフスキーの愛国心というか祖国に対する熱い思いがビンビン伝わって来て,なぜか,惚れ込んじゃったんですね.繰り返し聞いていました.
そのついでに,といっては申し訳ないですが,悲愴も好きになったわけです.
ピアノ曲では,ベートーベンの,偶然同じ名前ですが,ピアノソナタの「悲愴」です.
こっちはFMで流れていました.レーモンルフェーブルが彼のオーケストラ用にアレンジしたオケ版の演奏ですが,これも,まさにしびれてしまいました.レーモンルフェーブルといえば「シバの女王」が有名ですが,多くのクラシック曲をイージーリスニングに編曲してアルバムをリリースしています.
その後は,レコード屋さんに行っても何を買っていいか分からなくて,「タイトル」つきの曲ばかり買って聴いていたような気がします.
そのうち,なんかのきっかけで(多分FMで聞いたのかな?),表題の曲を聴いて,いっぺんで気に入ってしまったわけです.実はその時はクラシックとは思いませんでしたね.映画音楽か,イージーリスニングだと思ったくらいです.あとで,実際,「恋人たち」とかいう映画にも使われたと知り,納得しました.
好きな人への想い,希望と絶望の間で揺れ動く気持ち,激情のあとの静かな諦めの気持ち,これらが変奏曲として,次々に現れてきます.そんな心の動きを,この曲を聴くたびに思います.
いろんなCDが出ていますが,私はアマデウス弦楽四重奏団(プラスα)の演奏がお気に入りです.
この曲はクラシックを聴き始めた頃、「スクリーン・クラシック」というCDで知り、すぐに大好きになった曲です。
ブラームスの音楽って、ラヴ・ストーリーにピッタリな甘く切ない曲が多いですよね。
この曲も、まさにブラームス流ラヴ・ソングなのかもしれません。
シューマン亡きあとも独身を通したブラームス。クララのことはずっと好きだったんでしょうけどね。
そのクララが亡くなった1年後にブラームスも亡くなってるんですよね。なんか、とても切ない話です。
偶然にも、私の持ってるCDもアマデウス弦楽四重奏団の演奏です。(録音年が違うかもしれないけど…)
とても情熱的な演奏で、私もお気に入りです。
交響曲の3番の第3楽章とかも,そんなブラームスのロマンティシズムが現れていて大好きです.
また,ご意見聞かせてくださいね.