書く仕事

ご訪問ありがとう!!ミステリー小説の感想を中心に,読書,日々の雑感,映画の感想等を書き散らかしています.

11月6日(日)のつぶやき

2011年11月07日 02時57分30秒 | 日記
23:03 from gooBlog production
「驚き」と「怒り」の違い http://t.co/T8fOdKjt
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「驚き」と「怒り」の違い

2011年11月06日 23時02分46秒 | 日記
どちらも,身の回りにおきた出来事に対する人間の感情という意味では,同じようなものなんでしょう.

でも,今日,自転車に乗っていて出くわした出来事に対する私の感情を分析してみると,両者は全く別のものであることに気がつきました.

その出来事とは,次のようなもの.

熊本は,中心街から放射状に伸びる大きな道路の歩道は,自転車が走って良いということになっています.

で,私はその歩道を,通勤のため走っていたと思ってください.

するとわき道から突然自転車が飛び出してきたのです.
あわやぶつかる寸前まで行きましたが,ぎりぎりでかわすことができました.

こちらは時速10kmくらい.歩道に人はいなかったので,まあ,安全走行の範囲内でしょう.
わき道は幅2mくらいの小さな人道で,その自転車は,ブレーキをかけた様子もなく,突然飛び出してきました.

私の反応は,「わああ!」って感じで,驚くと同時に,避けるのに必死でした.

おそらく相手も,びっくりしたはず.

しかし,そんな小さな路地から,歩道へブレーキをかけることなく,定常走行状態で飛び出すのは危険極まりないわけですね.
で,難を逃れた後に,私の心に湧き上がってきたのは,相手に対する「怒り」です.

狭い道から歩道へブレーキもかけずに飛び出す行為は許せないという「怒り」でした.

結果的には,すぐに相手の人(中年の男性)が謝ってきましたし,怪我をしたわけでもないのでそのまま別れました.

で,後で考えたのです.
飛び出しがあって,最初に感じたのは「驚き」です.

これは,一種の反射のようなもので,体の防衛反応として自動的に生じるものです.

しかし,その後の「怒り」は,その場の状況とか自分や相手の立場とかを『総合的に』判断して,脳が出した結論によるものです.

前者つまり「驚き」は大脳旧皮質がやらせている動物的反射なので,私の意志では,制御できません.

しかし,後の「怒り」は脳(たぶん大脳新皮質)での『総合的判断』の結果によるものだから,そこに,介入すれば,自分の意思で制御できる可能性があるわけですね.

「怒り」というのは,もちろ必要な場合もあるけど,上記のような場合や,おそらく日常の些細なこと,例えば夫婦喧嘩とかね,では全くもって不要なもの,じゃまなものなわけですよ.
できれば怒りを感じずに生きていたい.

もしかしたら,ちょっとした心のコントロールで,心穏やかな人生を送れる可能性が出てくるかもと,期待を抱いてしまったのです.

夫婦喧嘩,兄弟げんか,あるいは仕事上のちょっとしたトラブル等等において,「怒り」を上手にコントロールできれば,安楽な日常生活を送ることができそうじゃないですか.

人生観が変わるかもしれません.

なんてことを,考えながら帰ってきました.
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11月5日(土)のつぶやき

2011年11月06日 02時56分25秒 | 日記
10:05 from gooBlog production
「どきどきフェノメノン」森博嗣 http://t.co/ubO0wFjg
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「どきどきフェノメノン」森博嗣

2011年11月05日 10時03分49秒 | 読書



「どきどきフェノメノン」森博嗣

あの森博嗣さんが青春小説?

主人公は化学系の研究室に在籍する博士課程1年生の窪居佳奈クン.

ドクターコース在籍中ってところが森先生らしいですね.

このヒロインが快刀乱麻の推理で難事件を解決,なんてのは私の勝手な妄想で,実はこの佳奈クン,かなり頭の中身がアヤシイ.

妄想しまくりの上に,自分の弱みを人に見せるのが本能的に嫌いらしく,研究室の後輩である修士の学生達との人間関係も壊滅的な状況.

ただ,そんな佳奈をしたう,修士の院生が(これがまた気持ち悪いオタク),恋の駆け引きで,意外に優れものだったりして,ストーリーとしては先が読めない展開になる.

基本的には,佳奈を中心に,彼女が横恋慕する助教授,先に述べたオタク院生の水谷,さわやか系院生の鷹野,佳奈の友達で花屋さんでバイトする藤木美保,そしてなぜか彼らに絡んでくるホームレス男性2人,この計7人の複雑多角形恋愛模様ストーリーとなっている.

全編佳奈の妄想というか,自己つっこみも含めて,彼女の頭の中のカオスが骨格となっているので,この妄想に付き合えない人は10ページで投げ出すだろうな.

僕は面白かった.

こんな娘がいたら,友達になりたい.

それ以上は勘弁だけど,1カ月に1回くらい会って飲みたいです.

こちらの代わり映えのしない日常生活に,ガツンとインパクトある刺激を提供してくれそうだもの.
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11月3日(木)のつぶやき

2011年11月04日 03時01分04秒 | 日記
11:07 from gooBlog production
ブログと連携はじめました。 http://t.co/iv1PSjOc
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付和雷同

2011年11月03日 11時03分32秒 | 日記
経済評論家の宋文洲さんのメルマガでの発言が反響を呼んでいるようです.
タイトルは「ジョブズの傲慢」
http://www.soubunshu.com/article/232341167.html

志なかばで非業の死をとげたジョブズ氏への同情やアップル製品の先進性もあって,ジョブズ氏への評価は天井知らずに上がりっぱなし.
そんな世評に待ったをかける「勇気ある」批評というところでしょうか?

私自身も,アップル製品は,iPodもiPadもiPhoneも魅力的(ちゃんと使ったことはないので,あくまで店頭で触った印象ですが...)だと思うし,ジョブズ氏のスピーチも素晴らしいので,概ね世評通りの印象を持っていました.

しかし,この宋さんの「ジョブズの傲慢」を読んで,ふと思い出したことがあります.

ジョブズ氏のスピーチはとっても感動的だけど,マイクロソフトや他のビッグカンパニーに対する痛烈な批評を口にする段は,ちょっと不愉快な印象をもっていたのです.

「それはここで言わなくてもいいだろう」とね.
しかし,一瞬のことなので,すぐに忘れちゃう.僕ってバカね.

で,思い出したことっていうのは,ジョブズ氏が特にやり玉に挙げる,マイクロソフトの「物まね」のことなんです.

コンピュータの基本ソフト(OS)が持つヒューマンインタフェースを現在の形にしたのは,アップルということになっている.

しかし,ジョブズ氏はMACを開発するちょっと前に,米国ゼロックス社のパロアルト研究所を訪問し,資金提供を頼むんですが,その時,当時のゼロックス社にいたアランケイ(人工知能の先駆的学者として有名)が設計した全く新しいパソコンの対人インタフェースを見学しているんです.ジョブズが「これは良い」ってことでMACに採用したのです.
つまり,マウスとビットマップディスプレーを使って,クリック,ダブルクリック,ドラッグなどの基本操作をOSに取り込んだのは,ジョブズのオリジナルじゃなくて,アランケイ先生らなんですよ.

なぜか,私はそのことも忘れていて,この宋さんの文章を読んで思い出した.

今回の件で反省したというか,何度もそういうことがあったにもかかわらず,私自身の傾向として,言えるのがこの言葉,「付和雷同」

マスコミのことを悪く言うくせに,気が付くと雷同してるわけで.
お恥ずかしい限り.

ちなみに,話に出てきた,ゼロックスのパロアルト研究所は今思い返すと,ものすごい成果を出している.

上記の,パソコンの基本ソフトのヒューマンインタフェース以外にも,オブジェクト指向言語という今の,コンピュータプログラミングの主流中の主流になっているパラダイムはここで発案された.
若いプログラマー達が必死で勉強している,C++とかJAVAなどの元になるコンセプトなんですよ.

あと,意外に知られていないのが,「イーサネット」
そう,あのLANケーブルでやり取りされている信号方式は,このゼロックス社のパロアルトで実用化されました.

なかなかすごい研究所ですね.

また,雷同しないうちに,今日はこの辺で.
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