柿の収穫が終わり、毎日ぼ~っと過ごしておりました。
忙しいと、その隙間を縫うように編み物したり縫い物したり・・・
でもイザ「さぁ、思いっきりやってもイイヨ」となると・・・
人間って変なもんです(私だけ・・・?)
HDDに録りだめた宝塚の舞台を観たり・・・
本を読んだり、音楽を聴いたり・・・
ぼんやり贅沢に過ごしておりました。
最近ネットで本やCDを買うことが増えました。
前に編んだ「ポットホルダー」も編み図がないかな~と
探しているうちにアマゾンでポチッと買ってしまいました。
小学校で流れていて、先生が教えて下さったCDも
結局またポチッ。
「どこかで聴いたクラシック」6枚組。
映画やCMやドラマで流れたクラシック音楽を
ピアノの演奏で収録してあるCDです。
聴きなれた「シャコンヌ」をピアノで聴くのもまた一興。
田舎の本屋さんやCDショップを何件も回るより便利ですね。
でもやはり本屋さんは大好き。
パラパラとめくって新たな出会いがあったり・・・
CDもジャケットに惹かれて聴いてみたり・・・
ステキな絵本をみつけました。「おもいでのさくらんぼ」
まるで雑貨屋さんの店先のような挿絵・・・
ローラというおばあさんの最後の日を描いたものです。
ベッドの中で、夢なのか、それとも心が飛んでゆくのか、
子供の頃すんでいた家や農場、
大好きだったさくらんぼの木のある場所へ飛んでゆくのです。
人生の半分をすぎて、なくしたもの通り過ぎたものの多いこと・・・
私もいつか最後の日にはこうして大事なものを思い出して
旅立ってゆけるのか・・・
号泣するような感動ではないけれど
静かな気もちになれる絵本です。
ずっと大事に手元に置きたい・・・
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過ぎし事『まァよし』ですって!
神様が「はい、そこまで。こっちへおいで」と言われた時、ハイ、と答えてすぐ出かけなければいけない。楽しい思い出、嬉しい思い出ばかりのひとはそれが出来よう。
自分がトクになることだけ、おぼえておけばいい。。。。。。だそうです(笑)
私も、そうありたいと思っています
自分の心を浄化してくれる本に出会えたことは、トクしましたねェ
私はダメですねぇ・・・
自分が一番幸せだった(はずの)子供の頃の、
空気や風のにおいが忘れられません。
顔に当たる空気の温度までが懐かしく思い出されます。
この絵本を読んで多分もう一度、最後の時に感じられるはず・・・
と思えました。
時々思い出すんですよ、
ハッキリと「あの時の」ではないけれど
子供の頃の折り紙のにおいとか、
夕方の空気のにおいとか・・・
懐かしくて泣けてきます。
神様に呼ばれてもすぐにはいけません。
「ちょっと待ってて」と言って
子供の頃遊んだ小さな川やサルスベリの木のところには行ってみたいです。