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ふざけるな!?ドイツで日本車が売れまくってる!?

2025-02-16 10:11:31 | 政治

ドイツで日本の三菱自動車が売れまくってるとSNSで喧伝している。こんなふざけた話を聞かされた日本人で何人の人が「よくやった!!」と称賛できるのであろうか。本来1ユーロ20円くらいしか価値のないカネを8倍の160円の価値がある様に見せかける円安政策で日本で800万円する車を100万円で販売しているのだからドイツ人にしたら、こんな安い値段でこんな高機能な車だったら日本車に乗り換えようとするのは当たり前の話である。逆にドイツ人が日本円にしたら100円程度のドイツチーズが日本では800円もして、とても手が出ない代物になっている。兎も角、円安で日本の輸出製造業の大企業は絶好調で、日本政府もドルで入ってくる世界中に貸し付けた1000兆円以上の貸金の利息が円安効果で年間日本円で100兆円近くに上っていると聞く。これは、日本の年間の国家予算規模になる。つまり、円安で大儲けなのは、輸出大企業と日本国政府と言う事になる。アメリカが長年に亘り日本との貿易赤字も、根本原因は、超円安で怒涛の様にアメリカに輸出した結果である。日本の輸出勢雑行は、如何にもアメリカに工場を造ったりしてアメリカに投資したり、雇用に貢献している様に見せかけているが、その実態は、目立たない様に輸出を激増しまくっている。しかも、直接輸出するのではなく中間に中国や東南アジアの国を挟み込んで分からない様にしているのは有名な話である。アメリカに入ってくる中国からの製品には日本製の素材、部品はおろか、その製造機械は日本製であるのが普通である。つまり、米中貿易摩擦は、日本の製造業がその昔"日米繊維抗争"や "日米自動車摩擦"を回避する迂回ルートを作る事で回避できる様になっただけなのである。中国はその"とばっちり"でアメリカから関税を吊り上げられているだけなのである。こんな日本政府や日本の輸出製造業の為に超円安で苦しめられているのは、超高物価で実質収入が大幅に減額されている勤め人や年金生活者なのである。



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