みどりの森ノート

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ピカチュウ珍道チュウ

2020-08-15 | ポケモン
・・・<アニメ感想>・・・

  「いやいやピカチュウ、やれやれバリヤード」
 今までありそうでなかった話。
ピカチュウもバリヤードもハナコママも、新無印(というかサンムーンから)のスタッフは
こういう新しい切り口で描いてくるのが本当に上手いと思います。
今まで20年以上喧嘩もせず息ぴったりだったピカチュウが今更?という意見が出るのも分かるんですけど
自分的にはたまにはこういう事もあるよなぐらいの感じで。
むしろ今まで20年以上息が合いすぎて喧嘩のひとつもしない(多分)サトシとピカチュウは
完璧すぎると思っていたのですれ違う二人を見てちゃんとぶつかり合う所もあるんだな、と少し安心しました。
あのピカチュウが今更こんな事で?というのは新無印(というかサンムーンから)の作風も多少あると思うので。
今回ピカチュウが気を悪くしたのだってたまたまリオルが絶好調でサトシもその相手をしてただけで
ほとんど間が悪かっただけといえばそうなんですよね。
 しかしハナコママのバリヤード(トレーナーはサトシ?)は、今までマサラタウンに帰る回で
ちょっと出るくらいだったのが新無印で大抜擢されて、グッズにもぼちぼち出てるみたいで本当に恵まれたと思います。
 去年のミュウツーの逆襲EVOLUTIONじゃなくてみんなの物語だったのは
ミュウツーの逆襲の放送は映画公開の冬に取っておくとかココと監督が同じだから色々話しやすいとか、
そんな所でしょうか。
 みんなの物語、純粋に子供から大人までの群像劇がとてもよく出来てるし
ゲットしてバトルしてリーグを目指して旅をする…だけじゃない
ただ一緒に暮らしたいとかそういういろんなポケモンの需要に応えた、
子供から大人ファンまでより万人受けしそうないいポケモン映画だと思います。
こういう路線が大人ファンの人口が増えてきた今のポケモンに合うのはとても分かりますが、
一方でこの映画を絶賛する感想を見ていて分かるけど何となく一歩引いてしまうあたり
バトルしてゲットして旅をする本来のポケモン主人公の生き方も自分は変わらず好きなんだよな
…というのを内心感じました。

 


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