夜泣きは赤ちゃんや幼児の悲鳴

　　　　中谷　勇　　　元 山形大学理学部生物学科教授
　　　　　　is-nakatani@nifty.com

　夜泣きは悲鳴、赤ちゃんや幼児は眠くても眠れないから辛くて泣く。夜泣きの主な原因は不眠症。夜泣きをする、しないの違いはお子さんにはありません。大人も3～５人に１人が不眠症。不眠症の大人は潜在的な夜泣きです。
人は、誰でも未熟で生まれるから眠りは赤ちゃんや幼児にとって、成長、脳や心の発達にとても大切です。
　夜泣きは、生活習慣や育児の仕方を少し見直すと治せます。泣くお子さんがかわいそうですし、親御さんもとても辛いことでしょう。夜泣きが治ると育児は楽しくなります。本来、親御さんにとって育児は本能的に、とても楽しいのです。
　夜泣きは、100％治せるが、夜泣き対策は、泣きやますこととは全く違います。泣きやますことを続けても夜泣きは治りません。昔から夜泣きを治せなかったのは、泣きやます事しかしなかったからです。夜泣き対策は、よく眠れるようにする対策です。
　夜泣きは、生活習慣や育児の仕方を見直さない限り、いかにしても治りません。夜泣きを治す薬は存在しません。疳の虫も存在しません。デマ宣伝に惑わされないようにしましょう。夜泣き対策は、確固たる根拠に基づく事が大切です。夜泣き対策でお金はかかりません。
　夜泣き相談に答えて知った事ですが、夜泣きが続いてお母さんが精神的に疲れ果てると、夜泣き対策どころか育児そのものができなくなります。
　夜泣きは数日～4週間以内で100％治せます。

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　不眠症対策の仕方は、赤ちゃんから老人まで、本質的に同じです。
　　
不眠症の大人は潜在的な夜泣き
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