夜泣きは適切な対策で簡単に治すことができる--理学博士の夜泣き対策--

夜泣きには明確な原因があります。原因はお母さんの生活習慣、育児の仕方などであり、赤ちゃんや幼児にはありません。

赤ちゃんの体内時計

2016-09-17 23:32:54 | 夜泣き

   中谷 勇  元山形大学理学部生物学科教授
     
 「赤ちゃんの体内時計は不完全で成長とともに完成する」とか「赤ちゃんの体内時計は大人のとは違う」という趣旨の記載を目にすることがある。このようなことは学術的に知られていることとは全く違う。私は、そのような学術論文を観たことがありません。このようなことを体内時計の研究をしたことのない人が想像で記載するのは問題です。
 普通、赤ちゃんは生まれた時から体内時計は正常に機能しています。これは、簡単に判ります。私の息子が生まれて未だ産院にいるとき、睡眠覚醒リズムが日毎規則的に遅くなった。これは産院では夜間も安全のため豆電球を点灯しているので体内時計がリセットされなかったためです。しかし、睡眠覚醒リズムが日毎規則的にずれることは体内時計が正常である証です。体内時計が正常に機能していると睡眠覚醒リズムがずれても生後6か月頃までは夜も昼もよく眠るので夜泣きはしない。
 夜泣き相談で、生まれてすぐの赤ちゃんが、夜泣きをすると悩んでいるお母さんがいました。これはお母さんの体内時計が狂っていたため胎児の時から体内時計が狂っていたのが原因です。お母さんの体内時計が狂うような生活習慣では胎児の体内時計も狂います。
 生後6か月以前からの夜泣きの主な原因は体内時計の狂いによる睡眠障害です。このような睡眠障害は簡単に治せますが、治さないと夜泣きは6歳頃まで続くことがあります。

 Kindle の電子本『夜泣きは治せる』の簡潔版『夜泣き 原因と対策』、子育て中の親御さんは分厚い本などお読みになる暇は無いと考えて簡潔版を発行しました。

 単刀直入に記載しましたが、これをご参考に夜泣きは確実に治せます。内容が簡潔過ぎとお考えの場合は、『夜泣きは治せる』もお読みください。どちらも無料でお読みいただけます。これらをご参考にして対策されても夜泣きが治らない場合は、ご遠慮なくメール(

アドレスは本に記載)ください。無料で何度でもお答えします。

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大人も潜在的な夜泣き

2016-09-05 10:23:39 | 夜泣き

   中谷 勇  元山形大学理学部生物学科教授  

 不眠症が深刻になっているのでKindleの電子本『不眠症の大人は潜在的な夜泣き』を発行しました。不眠症は、適切な対策をしないで睡眠薬に頼っていると徐々に悪化し、うつ病になります。
 眠りは健康維持のために大切です。教えて!goo に回答をしていましたが、不眠症に関する質問とそれに対する回答を読むと恐ろしくなりました。回答者は、薬を薦めたり心療内科を薦めていました。原因に対する対策をしないで薬の服用や心療内科に通院しても徐々に悪化します。
 眠れないからと、同時に何種類も睡眠薬を服用する、量を増やして服用する人がいます。不眠症に対する対策をしないで睡眠薬の服用を続けても徐々に悪化し、最悪の場合は一生睡眠薬が必要になる危険があります。睡眠薬には不眠症を治す効果はない。睡眠薬を服用して眠れるのは麻薬のような作用で中枢神経系を麻痺させるからです。
 不眠症は薬や医師に頼っても治らないが、自分で治せます。ただし、不眠症が続いてうつ病になり、うつ病が進むと医師以外は信じなくなる人がいます。私の教え子で何人かうつ病になった学生がいました。彼らは私の指導ですぐ治し、卒業して活躍しています。研究室へ2か月以上全く出て来ない学生がいました。親に電話するとうつ病で大学病院へ通院しているとのことでした。その学生は徐々に悪化し、学業が続けられないから退学すると退学願いの書類を持ってきましたが、私の指導で治り卒業し就職しました。しかし、私の研究室へ所属する前からうつ病で病院通いをしていた学生は、医師以外は信じなく卒業はさせたが、今も病院通いをしています。卒業して30年以上になる。不眠症やうつ病は原因を知ると自分で簡単に治せるので、自分で治そうとしない人達のことを考えると恐ろしくなります。

 夜泣きをする赤ちゃんや幼児は特別でない。夜泣きの主な原因は不眠症です。夜に眠れないから泣くのです。
 大人の3~5人に1人は不眠症と言われている。大人は、不眠症でも声をあげて泣かないが、赤ちゃんや幼児の夜泣きと同じ状態で「潜在的な夜泣き」です。この状態が長く続くとうつ病になる。うつ病は抗うつ剤の服用を続けても不眠症対策をしなければ徐々に悪化する。不眠症対策をしないで抗うつ剤を服用するのは、火に油を注ぎながら消火をするようなものです。病院は予防医療はしないから、医者は不眠症対策の仕方を教えません。不眠症の対策は自分でしなければなりません。
 抗うつ剤は、症状を抑えても治す効果はない。抗うつ剤の服用を続けると効果が減ずるから服用量を増やすかより強い薬に替える事になる。夜間勤務の人は不眠症になりがちだが、治したり予防する方法はあります。
 不眠症は生活習慣を見直すことで治せます。 
 不眠症対策の仕方は赤ちゃんから老人まで同じです。不眠症を治さないと免疫力が低下し、いろいろな病気に罹りやすくなります。不眠症が多発する以前は、年齢とともに免疫力が低下するから年齢相応の病気があり、その一つに成人病がありました。成人病は35歳後半から、癌は40歳後半以降に発症していました。現在はいろいろな病気が年齢と関係なく発症するようになりました。
 夜泣きを治したお母さんは、「夜泣きを治したら私の身体の調子がよくなり、主人も夜によく眠れるようになった」などと報告してくれました。

Kindleの電子本 キャンペーン期間中は0円でも読めます。

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