本日の天気は晴れ時々曇り。
7/22の散歩回では、あまり湖を拝む事が出来ずに不完全燃焼気味でしたので、
何か良いロケーションが無いか、散歩予定表を眺めていたところ、
「そうだ、ダムがあるじゃないか」と思い至り、
いずれ行こうと計画していた中から、以下のルートを選定しました。
目的:ダム探訪(小河内ダム、白丸調整池ダム)、ダムカードの入手
ルート:奥多摩駅~(バス)~小河内ダム(奥多摩湖)~奥多摩 水と緑のふれあい館~展望広場~(バス)~奥多摩駅~奥氷川神社~数馬峡遊歩道~数馬の切通し~白丸湖畔遊歩道~白丸調整池ダム~白丸ダム 魚道管理棟~鳩ノ巣渓谷~双竜の滝~鳩ノ巣駅
9:20頃、奥多摩駅へ到着しました。
まずはバスで奥多摩湖へと向かいます。
以前奥多摩湖へ来た時は、
「奥多摩むかし道」を約4時間かけて歩きましたが、
バスならば僅か15分程で到着します。
9:45頃、奥多摩湖バス停へ到着。
バス停からすぐに「小河内ダム」を拝む事が出来ます。
ダムは1938年(昭和13年)に起工され、
戦争で中断されましたが、1957年(昭和32年)に完成しました。
奥多摩湖は多摩川をダムで堰き止めて作られた人造湖です。
一番左の写真の奥に見えるのが、小河内ダムの堤体です。
その右隣の写真は「余水吐」というそうで、
通常の放水はこちらを使って行われるそうです。
本格的にダム見学をする前に、ダムカードを入手するため、
道路を挟んだ向かい側にある「奥多摩 水と緑のふれあい館」へ入りました。
首尾良くダムカードは入手出来ましたが、
もう一つの目的であった「ダムカレー」については、
残念ながら販売していませんでした。
一日限定20食と聞いていたので、
施設内レストランの開く10時に間に合うよう予定を組んだのですが、
コロナ禍の影響により、当面の間メニューを限定して提供しているのだとか。
提供が再開されたらまた訪れる事にして、
本日のところは「清流定食」を食して来ました。
ヤマメの梅しそ巻き揚げとニジマスのから揚げ、美味しゅうございました。
食事を終えて外に出て、ダムの堤体上を通って向こう岸へ。
途中、併設されている展望台へも登ってみました。
ちなみに、ここでもダムカードの配布が行われているようです。
向こう岸側には、慰霊碑の立つ広場や、展望広場、頂上広場などがあり、
せっかくなので上まで行ってみる事にしました。
補足ですが、ここは「御前山」へと至る登山ルートの起点でもあるようです。
左側写真は展望広場から、右側写真は頂上広場からの眺望です。
慰霊碑の立つ広場まで戻り、再び堤体上を通ってバス停のある場所へ。
その後バスで再び奥多摩駅へと移動しました。
11:50過ぎ頃に駅前へ到着。
駅前の観光案内所で配布している地図を貰って、
この後は「古里駅」を目指すウォーキングトレイルコースを歩きます。
その前に、駅前から数分の場所にある「奥氷川神社」に寄ります。
ここには、東京都指定天然記念物である「氷川三本スギ」が立っているので、
まずはそれを拝みます。
根本付近から三本に分岐していることから三本スギと呼ばれているようです。
樹高約43m。
改めてコースを歩いていると、
所々で案内柱が設置されておりました。
これに従って行けば迷う事は無さそうです。
12:50過ぎ頃、遊歩道の途中の「数馬峡橋」が架かる辺りで、
一旦遊歩道から外れ、橋を渡って「数馬の切通し」と呼ばれる場所を見に行きました。
昭和時代に開通した「白丸トンネル」の手前の迂回路を進むと、
大正時代に作られたという「数馬隧道」があります。
真ん中の写真右手側の石段の先が山の斜面を上る道になっていて、
上りきると以下写真のような場所へと出ます。
写真左手側は「数馬の切通し」へ向かう道で、
右手側は一般道へと出る道です。
13:00少し過ぎ頃に到着。
この切通しは江戸時代のものだそうです。
昔は岩盤に火を焚いてから水をかけて脆くした上で、
ツルハシや石ミノで削るという方法で切り開いたそうです。
この切通しが出来る前は、山越えルートしかなかったようです。
この上方には祠が立っていたので、ついでに拝んでみました。
切通しの先にも行ってみましたが、
白丸トンネル上部近辺で行き止まりになっておりました。
トンネルが出来る前は道があったと思われます。
寄り道を終え、先ほどの遊歩道まで戻り、
13:20頃からトレイルを再開します。
下流にダムがあるためか川の流れが穏やかになっており、
カヌーやパドリングなどを楽しむ方々を目にしました。
この辺りは「白丸湖」とも呼ばれているようです。
13:35少し過ぎ頃から、次の目的地である「白丸調整池ダム」が見えるようになりました。
13:40少し過ぎた頃に到着。
ダムの堤体の上を通って向こう岸へ渡り、
階段を上った先で、併設施設である「白丸ダム 魚道管理棟」へ向かいました。
白丸ダムのダムカードはここで配布しています。
ダムカードを入手した後は、魚道管理棟を見学させてもらいました。
4月から11月までの間、土日・祝日は内部見学が可能です。
「魚道」とはその名の通り、魚の通る道です。
ダムや堰などで川の流れが遮られても、
魚が遡上出来るようにと設けられているものです。
右端の写真で川の端に魚道が続いている事が見てとれます。
再びダムの堤体上を通って戻り、
トレイルを再開しました。
この先は渓谷の自然地形を生かしながら歩道を整備している感じで、
かなり川面に近い場所を通る事もありました。
川が増水している時は通行止めになる事もあるそうです。
途中、川泳ぎ目的と思われる観光客が荷物を広げていて、
歩き辛い箇所もありました。
吊り橋を渡って対岸へ。
その先に、水神宮(玉川水神社)があったのですが、
少し登った場所にあるようだったので、
傍から写真を撮るだけで済ませてしまいました。
行っておけば良かったかと、今にして少し後悔。
また、この先に「水神の滝」があったのですが、
観光客が滝行ごっこをしていたため、写真撮影は諦めました。
この時点で14:20頃。
このまま当初予定通り「古里駅」まで歩くとすると、
おそらくは1時間半から2時間はかかると思います。
体力的には少し無理すれば行けなくもないですが、
明日の散歩のために余力を残しておきたいですし、
現在地の近くに「鳩ノ巣駅」がある事もあって、
トレイルは中断して帰宅を選択しました。
その前に、すぐ近くにある「双竜の滝」を拝んでおく事にします。
先の「水神の滝」の上流にあり、落差は10m以上はありました。
14:35頃に「鳩ノ巣駅」へ到着したのですが、
丁度来た上り電車に間に合わなかったので、
次の電車を待って帰宅の途につきました。
本日の散歩は以上です。
7/22の散歩回では、あまり湖を拝む事が出来ずに不完全燃焼気味でしたので、
何か良いロケーションが無いか、散歩予定表を眺めていたところ、
「そうだ、ダムがあるじゃないか」と思い至り、
いずれ行こうと計画していた中から、以下のルートを選定しました。
目的:ダム探訪(小河内ダム、白丸調整池ダム)、ダムカードの入手
ルート:奥多摩駅~(バス)~小河内ダム(奥多摩湖)~奥多摩 水と緑のふれあい館~展望広場~(バス)~奥多摩駅~奥氷川神社~数馬峡遊歩道~数馬の切通し~白丸湖畔遊歩道~白丸調整池ダム~白丸ダム 魚道管理棟~鳩ノ巣渓谷~双竜の滝~鳩ノ巣駅
9:20頃、奥多摩駅へ到着しました。
まずはバスで奥多摩湖へと向かいます。
以前奥多摩湖へ来た時は、
「奥多摩むかし道」を約4時間かけて歩きましたが、
バスならば僅か15分程で到着します。
9:45頃、奥多摩湖バス停へ到着。
バス停からすぐに「小河内ダム」を拝む事が出来ます。
ダムは1938年(昭和13年)に起工され、
戦争で中断されましたが、1957年(昭和32年)に完成しました。
奥多摩湖は多摩川をダムで堰き止めて作られた人造湖です。
一番左の写真の奥に見えるのが、小河内ダムの堤体です。
その右隣の写真は「余水吐」というそうで、
通常の放水はこちらを使って行われるそうです。
本格的にダム見学をする前に、ダムカードを入手するため、
道路を挟んだ向かい側にある「奥多摩 水と緑のふれあい館」へ入りました。
首尾良くダムカードは入手出来ましたが、
もう一つの目的であった「ダムカレー」については、
残念ながら販売していませんでした。
一日限定20食と聞いていたので、
施設内レストランの開く10時に間に合うよう予定を組んだのですが、
コロナ禍の影響により、当面の間メニューを限定して提供しているのだとか。
提供が再開されたらまた訪れる事にして、
本日のところは「清流定食」を食して来ました。
ヤマメの梅しそ巻き揚げとニジマスのから揚げ、美味しゅうございました。
食事を終えて外に出て、ダムの堤体上を通って向こう岸へ。
途中、併設されている展望台へも登ってみました。
ちなみに、ここでもダムカードの配布が行われているようです。
向こう岸側には、慰霊碑の立つ広場や、展望広場、頂上広場などがあり、
せっかくなので上まで行ってみる事にしました。
補足ですが、ここは「御前山」へと至る登山ルートの起点でもあるようです。
左側写真は展望広場から、右側写真は頂上広場からの眺望です。
慰霊碑の立つ広場まで戻り、再び堤体上を通ってバス停のある場所へ。
その後バスで再び奥多摩駅へと移動しました。
11:50過ぎ頃に駅前へ到着。
駅前の観光案内所で配布している地図を貰って、
この後は「古里駅」を目指すウォーキングトレイルコースを歩きます。
その前に、駅前から数分の場所にある「奥氷川神社」に寄ります。
ここには、東京都指定天然記念物である「氷川三本スギ」が立っているので、
まずはそれを拝みます。
根本付近から三本に分岐していることから三本スギと呼ばれているようです。
樹高約43m。
改めてコースを歩いていると、
所々で案内柱が設置されておりました。
これに従って行けば迷う事は無さそうです。
12:50過ぎ頃、遊歩道の途中の「数馬峡橋」が架かる辺りで、
一旦遊歩道から外れ、橋を渡って「数馬の切通し」と呼ばれる場所を見に行きました。
昭和時代に開通した「白丸トンネル」の手前の迂回路を進むと、
大正時代に作られたという「数馬隧道」があります。
真ん中の写真右手側の石段の先が山の斜面を上る道になっていて、
上りきると以下写真のような場所へと出ます。
写真左手側は「数馬の切通し」へ向かう道で、
右手側は一般道へと出る道です。
13:00少し過ぎ頃に到着。
この切通しは江戸時代のものだそうです。
昔は岩盤に火を焚いてから水をかけて脆くした上で、
ツルハシや石ミノで削るという方法で切り開いたそうです。
この切通しが出来る前は、山越えルートしかなかったようです。
この上方には祠が立っていたので、ついでに拝んでみました。
切通しの先にも行ってみましたが、
白丸トンネル上部近辺で行き止まりになっておりました。
トンネルが出来る前は道があったと思われます。
寄り道を終え、先ほどの遊歩道まで戻り、
13:20頃からトレイルを再開します。
下流にダムがあるためか川の流れが穏やかになっており、
カヌーやパドリングなどを楽しむ方々を目にしました。
この辺りは「白丸湖」とも呼ばれているようです。
13:35少し過ぎ頃から、次の目的地である「白丸調整池ダム」が見えるようになりました。
13:40少し過ぎた頃に到着。
ダムの堤体の上を通って向こう岸へ渡り、
階段を上った先で、併設施設である「白丸ダム 魚道管理棟」へ向かいました。
白丸ダムのダムカードはここで配布しています。
ダムカードを入手した後は、魚道管理棟を見学させてもらいました。
4月から11月までの間、土日・祝日は内部見学が可能です。
「魚道」とはその名の通り、魚の通る道です。
ダムや堰などで川の流れが遮られても、
魚が遡上出来るようにと設けられているものです。
右端の写真で川の端に魚道が続いている事が見てとれます。
再びダムの堤体上を通って戻り、
トレイルを再開しました。
この先は渓谷の自然地形を生かしながら歩道を整備している感じで、
かなり川面に近い場所を通る事もありました。
川が増水している時は通行止めになる事もあるそうです。
途中、川泳ぎ目的と思われる観光客が荷物を広げていて、
歩き辛い箇所もありました。
吊り橋を渡って対岸へ。
その先に、水神宮(玉川水神社)があったのですが、
少し登った場所にあるようだったので、
傍から写真を撮るだけで済ませてしまいました。
行っておけば良かったかと、今にして少し後悔。
また、この先に「水神の滝」があったのですが、
観光客が滝行ごっこをしていたため、写真撮影は諦めました。
この時点で14:20頃。
このまま当初予定通り「古里駅」まで歩くとすると、
おそらくは1時間半から2時間はかかると思います。
体力的には少し無理すれば行けなくもないですが、
明日の散歩のために余力を残しておきたいですし、
現在地の近くに「鳩ノ巣駅」がある事もあって、
トレイルは中断して帰宅を選択しました。
その前に、すぐ近くにある「双竜の滝」を拝んでおく事にします。
先の「水神の滝」の上流にあり、落差は10m以上はありました。
14:35頃に「鳩ノ巣駅」へ到着したのですが、
丁度来た上り電車に間に合わなかったので、
次の電車を待って帰宅の途につきました。
本日の散歩は以上です。