お~カナダ! たてよこナナメ歩き

主にカナダ🇨🇦西海岸の生活話と少しアメリカ🇺🇸のことと音楽について

クリスマスコンサートと雪

2010-11-19 23:54:51 | 冬のものごと 2010
まだ11月中旬というのに、冷え込んでまるで1月のよう。
昨日は息子の参加している、市の主催のコーラスのクリスマスコンサート。



会場は大きな園芸店・・・・(ツッコミ入れたくなりますね)
屋外植物売り場だったので寒かったです。

お客様感謝デー15%オフの日で、とても混んでいました。
お店の中はドレスアップした店員がワインや食べ物を配ったり、抽選があったり、
子ども達に風船を作ってくれるピエロさんがいたり、
サンタさんがキャンディーを配っていたりで大盛り上がり。
私も調子に乗って、ポインセチアやクリスマスカクタスなど買ってしまいました。

終わって外に出ると、

外は

寒い!!!!!


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'miserable'

2010-11-18 22:11:24 | 冬のものごと 2010
昨日と今日と役所関係の用事を済まそうとして出かけていますが
これがなかなか、お役所言葉に振り回されてあちこち余計な用事が増えてしまってます。

私は普段あまり公共交通機関を利用する機会がないのですが、
役所がどれもダウンタウンにあり、行く時間と帰る時間が読めないと困る事情があって、
昨日も今日も電車(スカイとレインという)を使い、よく歩きました。

昨日も寒い日でしたが、今日は特に寒く、風が強く冷たい雨が吹きつけ、
途中からは雪混じり、夜になったら純粋に雪に変わってしまいました。
まだ、11月中旬なんですよ・・・・はぁ。。。。

傘を差しても濡れながら歩いてて、ああ、バンクーバーの冬だなあと思いました。

エレベーター待ちなどでふと目が合った人とちょっと話したりしてお互いに出る言葉は

’miserable'

確かに悲惨でした・・・今日はホントに。
車での移動に慣れすぎてる私には、特にキビシイ一日でした。

寒い・・・雪が降る上に、気温が零下まで下がるそうです。



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M大学の説明会

2010-11-17 17:53:01 | 冬のものごと 2010
大学進学を控える娘を持ちながら、ほとんど何も手続を手伝わない母ですが
娘たちの高校で、現在カナダでランク第一位のM大学の人がはるか東部からやってきて説明会を開くというので長女と一緒に出かけました。

時間よりだいぶ早く着いたのに、会場の図書館はかなりの人が席に着いていました。
それよりも、その熱気、と言うか、殺気に圧倒されました。
まだ始まってもいないのに、M大学の担当者を見つめる目がすでにスルドイのです。
この前この図書館に来たのは卒業関連の説明会でしたが、雰囲気の違いが一目瞭然です。
聞けば、ほかの高校の親子も来ていたらしいのですが、真剣そのものでした。

M大学というのはカナダ東部にあるので、直行便でも飛行機に約5時間乗らないと行けません。
それに、とても寒い・・・・
バンクーバーにもカナダで一・二を争う大学があるのだから
そこに行かずにM大学に行くというのはやはり何か思うところがあるんでしょう。

高校のコースによっては、大学一年生の課程を修了したとみなされます。
そのため、M大学では一年生を免除、二年生からの入学になります。
うちの娘の通うコースはそれに当たるので、それでM大学を目指す人もいるようです。

さて、説明会なのですが、大学からやってきた担当者の若い女性
見るも気の毒なほど緊張していました。
声が上ずってしまい、今にも泣き出すのではないかと思うほどで
顔も、ブラウスの襟元から見えている肩甲骨のあたり、真っ赤になっているのでした。
M大学卒業生で、大学を愛するあまりこの仕事に就いたと言っていましたが
まだ仕事に慣れていないのでしょうか・・・
何かノルマを課されているのでもないでしょうけど、プレッシャーがあったのかな。

説明が終わって質疑応答になったら、まあ、ホントに真剣な質問と回答が飛び交って
私などはその迫力に圧倒されてしまいました。
入学許可の条件について、奨学金について、学科の選択について
特に東洋系の親は真剣で、眉間にシワを寄せて詰め寄る感じさえして
質問を受けるほうがたじたじになるほどでした。
(私はもうちょっと友好的に質問したほうがいいと思ったけど・・・)

私が唯一気になったのは、学費について質問があったときに
「州民の学費は2000ドル台、非州民は6000ドル近く(=年間、フル学生)」
ということでしたが
「どうやったら州民として認められるか」という質問が出て
「もし州内に住居を構え、固定資産税を払えば州民とみなします」
というふうに説明されたのですが、賃貸で住民になったのではだめなのかな?
だって、州民だってみんな家やマンションを買ってるわけじゃないはず・・・ということだけ。
でも、その場の雰囲気があまりにマジメだったので、質問するのははばかられました。笑

説明会が終了した後、会場のほとんどの人が担当の人に向ってなだれ込みました。
早速長い列ができ、個人的な質問攻めセッションが開始されておりました。
私と娘はそこには加わらずに家に帰りました。
今日説明したことを含め大事な情報はすべて大学のウェブサイトにあるそうですし。

さて、肝心の我が家の高校三年生の反応ですが
M大学は成績重視で、ほかの大学のようにボランティア活動や課外活動を一切評価しないというので
「なんかそんなのつまらない、せっかくいろいろがんばったんだから評価してほしいのになぁ」
ということでした。
それと、うちのお嬢さんは暑いのは好きですが寒いのが大の苦手。
ま、そんなこんなで、あんまり勉強とは関係ない話をしながら家路に着きました。




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おはぎフィーバー

2010-11-16 17:22:47 | 冬のものごと 2010
進学のことやボランティアでやる大きな会議のことでストレスを抱えている長女が
和菓子が食べたいと言うので、ではおはぎを作ろうということになり
あんこを作って、もち米にうるち米少し混ぜて炊いて、きな粉も用意した。

お米、合わせて5.5合炊いた。
(炊飯器のサイズでこれが上限)
おはぎを小さめのサイズにして、ご飯にあんこを包んでから外側にきな粉をまぶした。
作るそばから食べられるので正確にはわからないが、50個は下らなかったと思う。
なのに、ほぼ即完食・・・
長女が無理やり数個残して、翌日お弁当に持っていった。
ストップかけられたので、二女と息子は仕方なく残っていたきな粉とあんこを食べる始末。

学校から帰ってきたとき「お昼に甘いもの食べて大丈夫だったん?」と聞いたら
「ああ、最高だった、明日も持って行きたい!」
そうかそうか、そんならもう一度作ってあげよう。

ということで、昨日も作った、大量のおはぎ。
今日、残っているのはたったの3個。

ちなみに「学校でおはぎを食べていて何か言われなかった?」と聞くと

「みんなチキンナゲットだと思ったみたいよ~♪」と大笑いだった。

おはぎもさることながら、炊きたてのもち米ごはんの香ばしいこと香ばしいこと。
思わず一口ほおばると、懐かしい日本の香りがした。




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住んでいた家を訪ねた

2010-11-15 21:49:22 | 冬のものごと 2010
木曜日、11日は第一次世界大戦の停戦記念日だったから休み。
翌日、金曜日は娘達の高校は職員研修日で休み、息子の小学校は普通どおりの授業。
下の娘は小学校の図書室にボランティアで手伝いに行くと言って出かけた。
上の娘は大学の図書館に調べ物に行くと言うので、最寄の駅まで送っていった。
私は元の家の人に渡す書類があって会いに行かねばならなかったのだが、忙しいのと、あの家が人手に渡ったと認めたくないのかなんだかよくわからないけど、なかなか行く気になれずにいた。
でも、やっと今日は意を決して行くことにした。娘を送っていった帰りに。
娘は「お母さん、大丈夫なの?」と聞いた。
家のことで私の気持ちが揺れ続けてきたのをそばで見てきたからだ。

訪ねるに当たってはもちろん1時間以上前に電話で予告した。
このご夫婦ともに穏やかな人たちなのだけど、奥さん(Rさん)がまた特別おっとりと優しい印象なのだ。
家の引渡し後、ご主人からもらったメールにも
「こんなに家を大切にきれいにケアしてくださってお礼を言います」と書いてあった。
前に会ったとき、娘さん(中二)も息子さん(四歳)もいつもニコニコしていた。
電話でも「お待ちしてますよ~」と温かく言ってもらった。

今住んでいる家から元の家まで車で2分とかからない。
ここから運転して大きな道に出ると、南の方へ行くとき元の家の近くの交差点を通る。
信号で引っかからずそのまま通り過ぎるときはまだましなのだけど、
もし赤信号で停まると、そこで右折して家の方に行かずにずっと停まっているのが変な感じでいじいじしてしまう。
間違ってそちらのほうに曲がって行ったことはないが、13年も続けた習慣動作というのはそう簡単に抜けるものではないのだろう。
その交差点をいよいよ右折して元の家に向かう。
ああ、この風景、見慣れた家々、胸がざわざわする。
引っ越して1か月ちょっと、一度も通らなかった道。目をつぶって運転していたって家に帰れると思ってたこの道。
心がふわふわと飛び出して、どこか自分と違うところを漂っているみたいだ。

元の家の前に車を停めて歩き出しても、ちゃんと足が地面に届いている感覚がない。
でもだんだん家が近づいてくる。
引っ越してからはもう庭仕事するシーズンではなかったからか、外回りはそのまま。
私達が置いていった鉢花やハンギングバスケット、玄関前の足拭きマット元の通りそこにあった。
ドアベルを押してしばらく待つ。息子さんの歓声が聞こえ、二度目のドアベル。

ドアを開けたRさん、Hi!と言ってからいきなりそーっとハグ。
「さあ、中にお入りください」とニコニコ。
え? ホントですか?
私は全くそれは予期していなかった。
渡すべき書類を渡したら帰るつもりだった。
それと、私が植えたアジサイの枝を、挿し木の時期になったら少しもらいにくるというお願いをしたら・・・。

上がったほうがいいのだろうか、よくわからなかったが、
Rさんがニコニコして私を促すので「では・・・」と入っていった。
玄関は壁の色がベージュに塗りかえられている程度で変化はそれほどなかったが、
部屋に入ってみると、もう、全く違っていた。
家具が違う、配置が違う、壁の色が違う。当たり前だけど、それはもう全く違う家なのだ。
噂好きの人が教えてくれたように、確かにキッチンの一部は赤いペンキで塗られていたけど、ベージュとよく合ってモダンなコントラストになっていた。
そして、同じくその人が教えてくれたように、冷蔵庫、オーブン+レンジ、電子レンジ、換気扇、皿洗い機、洗濯機、乾燥機すべて新しくなっていた。
確かに年数は経っていたが、すべて問題なく、出るときには新品同様に掃除したのだけど・・・それは口に出さず、ただ感嘆の言葉を並べた。
家具のセンスは現代的で、濃い目の壁の色と相まって、私達の家だったなんてもう思いもよらない完全に別の空間になっていた。

お風呂のことなどでいくつか質問を受けたので、一緒に上の階へも上がった。
家の検査のときの約束で、引渡し前の掃除の時に私が子ども部屋のペンキを塗ったのだけど、
それも跡形もなくほかの色に塗り替えられていた。
「せっかく塗ってくださったのに、ごめんなさいね。子ども達が自分の好きな色にしたいと言うもんですから塗り替えたんです」
もちろんバスルームの様子も一変していた。
質問には無事答えられたので問題解決、Rさんはとても喜んでいた。
ほかの市から引っ越してきたRさんは、いろいろわからないことがあるというので、少し話してそれから帰った。全部で20分くらいいたかな。
またいつでも来てくださいね、家族の方々も・・・と言ってくれた。
最後に玄関でまたハグとキス。(テレビでよく見るような、ハグしてほっぺたを寄せて軽くチュッという感じの)

そのままでは気持ちがふわふわして帰れそうになかったので、いつも仲良くしていた隣の老夫婦の家に行った。
引っ越し前に話したが、それからずっと会いに行っていないので。
そこで少し新しい家の話や子ども達の話などしてやっと現実に戻って落ち着いた感じがしてきたので家に帰れた。

今思うに、もっと早く行っていたらこの日ほどに変化を受け入れられなかったかも知れない。
用事を早く片付けたほうがいいと思う反面、ちっとも足が向わなかったのはこういうことだったのか。
この日はもう、あの家がRさん一家の家になったんだと、すっかり心に落ちた。
そして、あれ以来不思議に、これまで新しい家に積んだままで開けようとする気力もなかった引っ越しの荷物を、積極的に片付けている。
Rさんも「まだ開けてない箱がたくさん車庫に入ってるんですよ」と言っていた。
うちもまだまだ・・・整理できてないものがたくさんあるし、ソファーなどまだ買えていないけど、ここでまた自分達の家を作り上げていこうと思えるようになったみたい。

自分の心ながら、本当に予測もつかない動きをするものなんだなぁとあらためて思った。




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